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公務員にインタビュー【国家税務職⑥】~税務職員一家として~

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公務員になってほしい、
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公務員に優しい目を持ってほしい、
そんな思いで活動しております。

インタビュー第38弾です。
今回も税務職員の方にインタビューさせて
いただきましたが、
両親、兄弟が”税務署職員”という
経緯を持つ方が、どう感じながら働いているかを
インタビューさせていただきました。


基本情報

・入庁8年目(専門学校2年在籍)
・(研修中のため)総務部総務課
・年収約440万円(手当を全て含めて)

入庁までの経緯

幼い頃の夢は、
”保育士”か”自動車整備士”だったが、
「二つともプライベートでもできることなので、
まずは収入を安定させた方が良い。」と
両親から説得され、
”公務員”を目指すようになる。
最初は、夢を否定されたことに反抗したが、
将来性を考えると公務員の方が良いと思った。

公務員の何を目指すという考えはなかったが、
1次試験合格したら、何とかなるだろうと
高をくくって専門学校に入学した。しかし、
1年目の受験した試験が全て不合格になった。
ショックは大きく、一時は就職も考えたが、
親からもう1年の学費を出すことを約束され、
そこから両親のために合格すると
気持ちを入れ替え、新たなクラスに移った。
新たなクラスメイトとは、
受験経験値から、
学力的は優位に立っているだろうと
思っていたが、計算スピードや暗記テストで
クラスの平均も取れず、かなり焦った。
しかし、それがモチベーションとなり、
クラスメイトと共に勉強をして、
合格することを目指した。

結果、税務署職員と学校事務職に合格する。
同期が多い方が、自分の性格に合っていると感じ
税務署職員の道を選んだ。

仕事のやりがい

個人課税希望していたが、
法人課税部門に配属された。
最初、モチベーションは上がらなかったが、
上司に恵まれ、調査件数を重ねていくうちに、
仕事の楽しさを感じることになった。
今は、悪意ある脱税事案に携わりたいと
思っており、
知識や経験を多く積み重ねていきたい。

同じ職場の人と結婚して

仕事の特殊性を理解してもらえることや
辛さを共感できるところが、
同業者と結婚して良かったと思える点。
守秘義務があり、家族に話すことにも
気を付けないといけないので、
そこを理解してもらっていることが、
とても安心する。

インタビューを終えて

両親、兄弟が税務署職員なら、
当然税務署職員になるだろうと感じる人は
多いかもしれない。しかし、
自分の意志で決めていくのが
自分の人生だと思う。
そして、税務署職員はその仕事に就いてから
仕事のやりがいを見い出す人が多い。
改めて、この活動を通じて、
もっと多くの人に”税務署職員”を
知っていただきたい。

最後までお読みくださり、
ありがとうございました。

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