公務員にインタビュー【国家税務職⑦】~オススメできない仕事?!~
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そんな思いで活動しております。
インタビュー第40弾です。
本業(公務員受験指導)も少し落ち着いて
きましたので、
インタビューの投稿を再開していきたいと
思います。
インタビュー中に、
「税務職はオススメできない」と言われたので、
少しショックでしたが、
その真意を聞くと納得できるものでした。
基本情報
・入庁2年目(1年目は税務大学校で研修)
・個人課税部門
・年収約250万円(9ヶ月分)
業務内容
市役所からの課税通報を受けて
申告処理業務を行いながら、
調査も行う。
新人ではあまり担当させられない
業務とのこと。
入庁までの経緯
小学生のころ、税金の仕組みを学び、
信号機などがなぜ設置されているのかを
知ることができ、とても興味があった。
公務員で合格した中で、
やりがいのある仕事だと感じ、
入庁することを決めた。
地元ではない地域で働くことについて
同じ出身地の方が多く在籍しているので、
特に苦に感じることはない。
ただ、方言が強い地域でもあるので、
その時はやりづらさを感じるときがある。
入庁前と入庁後のギャップ
国家公務員と聞くと、とても堅い職場と
思っていた。
もちろん、ルールには厳しい面があるが、
とても優しい人たちに囲まれており、
良い環境で働けているだと感じている。
仕事のやりがい
仕事のやりがいは、税務相談で
訪れる人と話ができることである。
様々な世代の人と話すことで、
その人の話し方や考え方を
見て学ぶことができることで、
とても充実した時間となっている。
今後の目標
今、内部業務をしているが、
とても自分に向いていると感じている。
同じ作業を繰り返すことが
好きなタイプなので、
今の仕事を極めていきたいと思います。
この仕事を他人にはすすめない?!
入庁してから、辞めていく人や
求職していく人をたくさん見てきた。
共通しているのは、
この仕事に高い理想像を描き、
そのギャップで辞めていったり、
心を病んだりすることを学んだ。
自分自身は高い目標や理想がなく、
今をとても満足しながら、
働くことができている。
高い理想を掲げる人や
”べき論”で考える人はあまり向いてないと思う。
インタビューを終えて
税務職員として働いていた私には、
最後の言葉がとても衝撃的でしたが、
確かに高い理想を掲げていると、
そのギャップに悩んだり、
苦しんだりすることがあると
改めて気づかされました。
仕事は理想だけではできません。
やりがいを見い出すことが、
とても大切だと思います。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
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