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公務員にインタビュー【市町村職員④】~地元を愛する故に、転職した元警察官~

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そんな思いで活動しております。

インタビュー第28弾です。
今回、市町村職員にインタビューしましたが、
元警察官で、地元職員のために働きたいと感じ、
転職しました。

基礎情報

・入庁5年目(公務員歴8年目)
・元警察官
・社会教育課
・年収約350万円

仕事内容

青少年が利用するスポーツ総合施設の管理、
マリンスポーツなどを通じて、
自然体験の提供 等

灯台下暗し

(自然の多い場所なので、
幼い頃から自然と触れ合っていると思っていた。海が多い場所なので、マリンスポーツも
自然に行うと感じていた。そんな著者に、、、)
その考えは違う。
自然が多い場所ではあるが、子供たちが、
自然と触れ合うということではない。
自然や文化に触れさせながら、
地元に愛着を持ってほしい、と思っている。

仕事のやりがい

中学生の頃に出会った子が、
高校卒業し地元を離れる時、
地元のために戻ってきたい、
と聞いた時に、とても嬉しく感じる。
また、マリンスポーツが全くできない子が、
できるようになっていく姿を見ると、
とてもやりがいを感じる。

勤務先が抱える課題は?

町の予算が少なく、
人口減少も急速に進んでいる。
地元が衰退していくのを、
ただただ見ているだけで
良いのかを考えてしまう。

なぜ、地元で公務員になったのか?

元警察官である。
公務員を目指したのは、
両親ともに地元で公務員として働いていた。
生活は安定しているし、
余暇を楽しむ時間も多くあったので、
自然と公務員になることを決めた。
その後専門学校に進学するが、
その時の希望は”消防官”であった。
しかし受験した中で合格をもらえたのが
警察官だったので、
警察官の道を歩むことを決意した。

しかし入庁後、
周囲との意識や向上心の差に
戸惑うことが多くあった。
その戸惑いが、自身の人生の悩みに繋がり、
入庁から3年目に地元に戻ることを決意する。

両親の影響もあり、地元職員であれば、
ライフワークバランスも保てると考え、
地元職員を受験し、見事合格を果たした。
今は、地元での生活が充実しているので、
転職したことに後悔は全くない。

インタビューを終えて

「公務員に対して、熱い思いや考えは全くない」
と最初は話していたが、
インタビューしていくうちに、
今の地域への思いや、
自分の人生について、とても熱く語っていた。
転職したその行動に、
人生が全てが詰まっているような気がした。
これからも地元のために、
地元を愛する人のために、働き続けてほしい。

最後までお読みくださり、
ありがとうございました。

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