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公務員にインタビュー【市町村職員⑤】~公務員になるまでの苦労、なってからの苦労~

福岡県宗像市で「公務員専門塾 HOME」を
運営しております。
公務員になってほしい、
公務員を少しでも理解してほしい、
公務員に優しい目を持ってほしい、
そんな思いで活動しております。

インタビュー第33弾です。
公務員になるまでの長い道のりと、
公務員になった後の苦労、
なかなか語られることのない、
それらの声を少しでも多くの方に
知っていただきたいと思います。


基本情報

・入庁7年目
・財産活用課
・年収 約380万円

仕事内容

市有地も維持管理、
学校跡地の別活用
社会科見学の補助 等

なぜ公務員を目指したのか?

親の勧めもあり、看護士の道を目指したが、
なかなか勉強についていけず、
看護士の道を諦めていた。
その際、同じ命の現場に携わることができる
救急救命士の仕事を知り、
その道を目指すようになりました。
しかし、公務員の専門学校に進学した後、
趣味の野球で出会った方に影響を受ける。
その方に色々話を聞き、感化され、
共に働きたいと思い、
市役所職員を目指すようになった。

入庁までの努力

専門学校3年通ったが、
思ったような成果が出なかった。
その後、任期付職員として市役所で働きながら、
公務員の勉強を続けた。
その中で、共に働く職員のために、
自分なりの貢献策を考え、
朝1時間早く職場に行き、庁内の清掃を始めた。
そうすることで、
徐々に顔を覚えられるようになり、
職員との会話や交流をもてるようになった。
清掃活動が、
直接的な合格の要因ではないと思うが、
多くの方と会話できたことが、
面接に役立ったことは間違いない。

今の仕事のやりがい

今の課は配属されて間もないので、
やりがいが見出されていない。
異動前は農政課に所属しており、
そこでは多くの市民と触れ合い、
やりがいを見い出せていた。

辛い経験

入庁1年目に配属されたところが、
とても辛かった。
上司がとても厳しく、冷たい態度だったので、
なかなか相談できず、仕事が全く進まなかった。
辛くて辞めようとまで考えたが、
生活があるから辞めれない、
せっかく苦労してなったので
辞めることが許されない、そう思っていた。
その思いが通じたのか、異動が言い渡され、
やりがいを見い出せるまでに至った。

インタビューを終えて

人から愛されるキャラクターであり、
人と接することがとても好きなんだと感じた。
人と接する機会が多い部署に行くことで、
この方の魅力は更に深まるだろうと感じる。
今は苦労しているかもしれない。
しかし、それは成功への助走であることを
忘れないでほしい。

公務員として働いてからも、
心の支えになっていきたいと感じる。

最後までお読みくださり、
ありがとうございました。

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