死刑囚の絵展と「死なない心」の経緯
カフェ・テアトロ・アビエルト(広島県)で死刑囚の絵の展示会をやっています。
その中に宮前一明さんの絵も展示されています。
朝日新聞の記事にもなっています。
以下、補足のようなものです。
記事の中で、「9枚の色紙を連ねた作品」が遺作であるかのように書かれていますが、正しくは遺作ではありません。
この作品は「死なない心(虹のコンパッション)」というタイトルで、数年前には完成していました。
しかし、東京拘置所の謎の処遇で支援者へ送付することが不許可となり、なかなか支援者の手元に来ませんでした。
さらに、当時の支援者が多忙となり、手元に来てからもなかなか出品できませんでした。
去年になり、管理人の手元にきたので、宮前さんの指示通り綴り紐でくくって連結させ、春頃に平成30年の死刑囚の表現展に応募しました。
その後、7月に宮前一明さんは死刑執行され、平成30年10月の死刑囚の表現展でこの作品が初お目見えとなりました。
いうならば、死刑囚の表現展への最後の出品作です。
ちなみに、遺作は未だに管理人の手元に届いておりませんので、公開はお待ちください。(追記:平成30年7月に描かれた一連の遺作となる作品をギャラリーへ公開しております。ギャラリー:http://koumiyamae0404.wixsite.com/0404blueeyes/gallery )
たくさんの方に作品を見ていただいているようで、宮前一明さんも嬉しいと思います。
管理人
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