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観光都市小樽が取組む医療×まちづくりの未来

〜小樽くらしたい共創フェス2023 イベントレポート〜

各地で進む公民連携。その素敵な事例をご紹介してまいります。
第1弾は、2023年10月7日に北海道小樽市で開催された
~小樽くらしたい共創フェス2023~の様子をお届けします。


1.どんなイベントか?

全国最大の社会福祉法人『済生会』。その北海道済生会では、観光都市小樽で医療と福祉を中心としたまちづくりを推進する「ウェルネスタウン構想」に取り組んでいます。
今回、北海道済生会・病院マーケティングサミットがコラボし、ウェルネスタウンの取組について見て・聞いて・体験する・未来を考え・交流する盛りだくさんのイベントでした!

2.小樽を知る:小樽すこやかな暮らし視察ツアー

視察ツアーはなんと!北海道済生会常務理事 櫛引氏によるガイド付き!
観光都市としての魅力ある地域だけではない小樽を丁寧に教えていただきました。全国有数の観光都市ながら、豪雪地帯・急傾斜地に住宅が点在し、過疎化が進み続けている課題もあり、医療を受けながら生活していくためには「住み慣れたまちに長く住みたいけど、小樽から離れるしかない」という選択をする高齢者が少なくないことも知りました。
その課題解決に向けて、市役所・観光協会・民間企業・施設などが北海道済生会と連携して、暮らしと観光の両立、持続可能なまちづくりが進んでいることを実際に見て・体験してきました!

地域を周り、小樽の魅力や課題を発見
北海道済生会 みどりの里
小樽ベイシティ「済生会ビレッジ」には、自販機フードバンクも!
検査利用券も「済生会ビレッジ」で買えます!すごい!

※「ついやってみたくなる」商業施設内「済生会ビレッジ」のウェルビーイングの活動はこちらで詳しくご紹介されています。

https://hokkaido-saiseikai.amebaownd.com/pages/4755513/page_202103170636

北海道済生会ホームページ「済生会ビレッジ紹介ページ」

3.未来を考える:キミと描く、小樽の暮らしと医療

ツアーの後は、その「済生会ビレッジ」にて”未来を考える”講演を行いました。
3時間で基調講演と7つのセッションが開催される盛り沢山な内容で、建設・大学生・高校生・ダイバーシティ・未来の医療・ウェルビーイング・アートと幅広いテーマから全国から集まった最新動向をお聞きしました。
(1つひとつがとても素敵な取組みで、いつか詳しく紹介したい!!)

イベントスタッフ?いいえ全て済生会職員の皆さまでした!
地元の大学生もご参加!ありがとうございました!
会場の様子
ダイバーシティゲーム!こまった課の体験

4.交流する:小樽すこやかポットラック

未来づくり講演の後は、登壇者、参加者を交え交流会へ、済生会の職員の皆さんが、目の前の仕事だけでなく、地域に出ること、新しいきっかけづくりをどんどん前向きに取り組まれていることが本当に素敵でした。
会場では村岡ケンイチ氏によるアート制作も!

村岡さんによる即興アート制作
私達も作品づくりに参加させていただきました!
完成しました!
※総合企画の病院マーケティングサミット 竹田さん自撮り
メンバーと済生会・ベイシティ!すごい!

5.終わりに:医療とまちづくりの未来は明るい!

今回のフェスで、【医療とまちづくりって、両立するの?】という疑問が、見事に吹き飛びました!小樽市は実際に医療における課題が、確実に地域の人口動態にまで影響しており、だからこそ、病院、行政、企業や地域住民が連携し、”医療・福祉”をもっともっと地域に根差すことに一丸となり取り組んでいました。
北海道済生会が進めるウェルネスタウン構想はまだまだこれからもハードとソフト両面での取組が展開されるとのこと!
facebookでも取組がご紹介されています。

感動的なおもてなし、地域づくりへの熱量、持続可能性の高い施策の数々、今後の小樽に、目が離せません!

また絶対訪れてみたい!そんな素敵な人達と地域に出会えたツアー!
企画・実施いただきました北海道済生会の皆さま、病院マーケティングサミット竹田さま、本当にありがとうございました!!

#北海道済生会ウエルネスタウン計画 #病院マーケティングサミット #小樽 #くらしたい共創フェス #公民連携のヒント