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マレーシアに行く

2012年の9月か10月頃だったと思います。
ネットでマレーシアのクアラルンプール在住の鄭莉安老師(以下、鄭老師という)が四化飛星紫微斗数の個人レッスンを集中講義でされているのを知りました。(表記の写真)
しかも日本語OKということです。

鄭老師は日本に留学され、また日本の企業にもお勤めの経験をお持ちなので日本語は流暢に喋られます。
あとでお聞きするとマレーシア人のご主人と結婚後、台湾からマレーシアに行かれたということです。
「これは、まずマレーシアに行って飛星派の紫微斗数を勉強しよう!」と決意し、年明け早々の2013年の1月に7日間のレッスンを受けるために、一路マレーシアに旅立ちました。

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クアラルンプール国際空港までわざわざ迎えに来ていただきました。(写真師上)
ホームページのお写真よりずっとお若く見え綺麗な方です。
晩に到着し、軽く夕食を済ませてクアラルンプールの都心のホテルへと向かい、翌日からのレッスンに備えました。

ひとつだけ困ったのは鄭老師にご手配いただいていたホテルのトイレが、トイレットペーパーはなくて壁に設置されたホースから出る水で洗うようになっています。手動式のウォシュレットのようなものですね。
これはマレーシアでは一般的な家庭のトイレということは事前に知ってはいたものの、ホテルまでこれとは少し驚きました。
翌日からの宿泊は、別の近代的なホテルに宿泊代は自己負担で変更していただきました。

毎朝9時くらいにホテルへ迎えに来ていただき、軽い朝食をオープンテラスのある洒落た喫茶店で済ませて、近くの大規模なショッピングモールのレストランでレッスン開始です。(下の写真)

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10時くらいから晩の6時くらいまで、途中昼食や休憩はあるものの、ずっと座り続けてのレッスンは結構大変です。
最初の数日はひたすら星を飛ばし(交易四化のこと)、吉凶をみる練習です。
当時はまだ紫微斗数を学んで日が浅かったので、たとえば大運が第3運の大官や大疾がどの宮になるかはすぐにはわからず苦労しました。

ひとつ驚いたのは、何時間ずっと居続けても喫茶や食事の注文さえすれば、レストランの店員の人は一切何も言いません。
日本だったら嫌な顔をされそうですが、まったくそんなことは一度もなかったですね。
南国の人は気持ちが鷹揚なんですね。

ハードな7日間の個人レッスンも終え、帰りには鄭老師のお弟子さんと会食もさせていただき、空港まで皆でお見送りいただきました。(写真下)

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生れてはじめてマレーシアに行き、1週間も滞在させていただいてマレーシアは住みやすいところだなと感じました。
車がなければ移動は不便ですが、一年中、だいたい気温が29~30度くらいで日本の夏の35度以上のような猛暑はないということです。
ポロシャツとサンダルがあれば住めるのは、ある意味楽ですね。

この鄭老師のレッスンで飛星派の紫微斗数のいろいろなロジックを教わることができ、来因宮や宮位転換、宮位重畳のことなどほとんど知らなかったわたくしは驚くことが多々ありました。
しかし、一番の収穫は何かといえば、鄭老師の師匠の陳永瑜老師のことです。
鄭老師は陳老師を師父と仰がれ、その素晴らしさをよくお話されました。
「一度、お会いしたいな」とそのとき以来、強く思うようになりました。

(続く)

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