同類相冲･･･ご質問

生徒様からつぎのようなご質問をいただきました。

同類相冲について質問です。
大官からDを飛ばすと本夫（天機Ａ・自化Ｂ、天梁Ｂ）→冲→本官（主星無し、擎羊）の場合、やはり、厳しい結果という判断とみてよいのでしょうか？
倒産、失職等の意味もありますか？
本夫にある天機Ａが「吉」と判断するとのことですが、同類相冲の場合はどのようにみるとよいのでしょうか？

このご質問に対してつぎのようにご回答しました。

大官冲本官の10年は、一般的に失職、倒産の運とみます。
ただ、これまでの経験で軽く済んだ方もおられます。
例えば、失職は失職ながら、厚生労働省勤務の方が一旦退職後、日本年金機構に転職した方などです。
身分的にはほぼ変更なしということです。
ただ、これは例外的な方といえます。
本夫妻宮に自化Ｂがあるので、さらに凶意は強くなります。
如何に生年Aがあっても自化Ｂのほうが強く出ます。
もし、仮に夫妻宮の天梁Ｂが自化Ｂなら夫と死別の命です。
天機Ａが自化Ｂなら再婚になるかと思います。
1人目が天機Ａの人、2人目が天梁Ｂの人です。
但し、これは女命の場合で、本命が男性なら天機Ａ、天梁Ｂは男兄弟です。
結婚後、兄弟関係の仲が悪くなりますので注意です。

と、お返事しましたところ、またご質問がありました。

先生（田中のこと）は意外（事故怪我）などは献血を奨められたり、また、大難を中難に中難を小難にとおっしゃられますが、同類相冲の場合、厳しい結果を和らげる方法はあるのでしょうか？

さて、同類相冲は12宮のいかなる宮でそのようになるかが大切です。
いかなる宮でも同類相冲はよくない象意となりますが、実際の現れ方は人によって違います。
上記に回答しましたように運のいい方、徳のある方はほとんど影響のないこともあります。（厚生労働省から日本年金機構へ転職された方の例）

ただ、健康に関することは要注意です。
とくに大疾冲本疾、大奴冲本奴などになる場合ははなはだ身体健康に注意となります。
こうなる10年がいつ巡ってくるかは事前にわかりますので、その前から人間ドッグに行ってきちんと検査をしておくとか、より日頃の節制に努めるとかが一番の対策になるかと思います。
それをしたうえでさらに余裕があれば、日赤などの慈善団体に寄付をするなどの良きことをされるのがお奨めです。

どうぞよろしくお願い致します。

何かご質問がありましたらお気軽にコメントください。

きょうもお読みいただき、有り難うございました。
田中宏明