少しでも期待があると受け取るなら。

意外と〇〇長をさせてもらう機会は多かった。委員長や部長、班長などである。
生徒会長なんて大きな箱にはついたことはないのだけれど、いくつかは他薦で出してもらったものである。

いろんな理由があるのかもしれないが、基本的に政治的都合で回ってきただけなのではないか。とずっと思っている。

具体的には
・中学校卓球部部長:生徒間で3人選んで、その中から最後は顧問が決めた。
生徒間で選ばれる際にはある程度、競技の強い人を選ぶべきなのではないか。というような話をが出ていた。(私は、部内同学年で強い方には入っていた。)
また、3人選ばれたうちの他二人は生徒会の委員会系の役職に入るような人であった。そのため、過負担になるのを避けて私に回ってきたのではないか。
・高校卓球部部長:部員の投票で決めた。
部内同期としては、明確に「押したい奴」がいた。ただ、そいつは先輩と折り合いが悪かった。押したいやつのほかに同期は私含めて3人いた。二人とも比較的気分的に動くというか、〇〇長になるようなタイプでなかった。
そこで、消去法的に私に話が回ってきたのではないか。私の同期は基本的に「押したい奴」に入れて、先輩方などは私に票をいれたのではないか。
・大学のサークルの役職:メンバーの他薦
広告研究会なんてサークルに所属していた。メインで関わる広告の種類によってチームに分かれて活動していた。その中の一つのチームの長を決めることがあった。
同期には”強い女子”(やる気もあって、思考力もある人)が多く、その人たちの誰かが長になるんだろうなぁと考えていた。
ただ、長決めの直前にあったイベントで、女子の中の強い2人が行き違いを起こしていた。その行き違いの余波のようなものは長決めの際も続いていた。いくら集団とはいえサークルである。思いや実力があってもなかなか、行き違っている人に長を任せない。そのあたりの要素で、「そこまで悪くない場所」にいた私にお鉢が回ってきたのではないか。
他にも長ができるような実力の人はいたが、「今はやりたくないんだよねぇ」と言っていたり(ちょっと時間を取られるイベントへ向けての長決めだった。)、ちょっと控えていたりした。

割と、序盤のいいカッコしいがハマることが多いとも思っている。そして、その評価のまま上に据えていただけたり(据えられてしまったりする)。

転じて
でも、どんな事情があるにしても、上にいてほしいと思っていただけたのは事実である。変であろうとも。もし、何かを評価して頂けたのであればそれは、何を期待されていたのであろうか。

めちゃ、うぬぼれ気味にポジティブにとらえると、たぶん「私の良さ」である。
ってか、そう考えないと何か良くない感じがするのでそんなとらえ方をしてみたい意図もあるし。何か、集団について考えるきっかけになるように思う。(思いたいと思っている。)

自分にできること
めちゃめちゃとっ散らかった現場をとりあえず収束させていくこと。(サンクコスト的に考えて切り捨てるのではなく、とりあえずひと目途立てておくことは割とできると思っている。)

たぶん、その辺の「どうにかしていた感」を評価してくれためんもあるのだろう。

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