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航空保安大学校の偏差値とボーダーライン【情報科・電子科】

本記事は、航空保安大学校の偏差値とボーダーラインを紹介します。

航空保安大学校の偏差値

偏差値とは、受験者の中で自分がどの程度の位置にいるのかを相対的に表した数値です。

偏差値は『 (点数 - 平均点) ÷ 標準偏差 × 10 + 50』で求めることができます。

参考までに、2021年度の平均点及び標準偏差を使って偏差値を出してみましょう。

基礎能力試験のデータ
・平均点:22.204
・標準偏差:5.288

ボーダーラインの目安6割(24/40問中)が必要だとしたら、

偏差値は53.4となります。

偏差値=(24-22.204)÷5.288×10+50

偏差値は気にする必要ないので、次に説明するボーダーラインを越えられるように準備してください。

航空保安大学校のボーダーライン

続いてボーダーラインを紹介します。

筆記試験の合格者は、

  • 基礎能力試験

  • 学科試験

の合計点(標準点)で決定します。

これまでのボーダーラインは以下のとおりです。

2019年度

$$
\begin{array}{l:l:}
\textbf{区分} & \textbf{航空情報科} & \textbf{航空電子科} \\
\hline 第一次試験 & 379点 & 347点 \\
\hline最終合格 & 545点 & 541点 \\
\end {array}
$$

2020年度

$$
\begin{array}{l:l:}
\textbf{区分} & \textbf{航空情報科} & \textbf{航空電子科} \\
\hline 第一次試験 & 394点 & 355点 \\
\hline最終合格 & 532点 & 518点 \\
\end {array}
$$

2021年度

$$
\begin{array}{l:l:}
\textbf{区分} & \textbf{航空情報科} & \textbf{航空電子科} \\
\hline 第一次試験 & 345点 & 215点 \\
\hline最終合格 & 514点 & 434点 \\
\end {array}
$$

配点比率は学科試験:基礎能力試験=2:1なので、学科試験の点数が高いほど有利です。

たとえば2021年の航空情報科で、

  1. 学科試験6割、基礎能力試験4割

  2. 学科試験4割、基礎能力試験6割

だった場合、合計点は、

  1. 326点

  2. 302点

という感じです。

とはいえ、対策が難しい(時間がかかる)のは基礎能力試験です。

試験科目が多く、範囲も広いため苦しんでいる受験者はかなりいます。

効率よく勉強する手順を以下の記事で解説しているので参考にしてください。


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