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【2022年】国家一般職(高卒者試験)のボーダーライン

本記事は、国家一般職(高卒者試験)のボーダーラインについて解説しています。

はじめに

国家一般職(高卒者試験)の合格者決定方法を簡単に解説します。

【事務区分】
基礎能力試験と適性試験の点数をそれぞれ標準点に算出し、その合計点で合否を決定する。

【技術区分】
基礎能力試験と専門試験の点数をそれぞれ標準点に算出し、その合計点で決定する。

標準点とは、試験種目ごとの平均点や標準偏差を用いた点数のことで、以下の公式で算出することができます。

たとえば、2022年度(事務区分)のデータを使って計算してみると…。

この受験者の標準点は「349.1」となります。

【基礎能力試験の計算式】

$$
10\times\frac{4}{9}\times(15\times\frac{20-18.347}{4.854}+50)=244.9
$$

【適性試験の計算式】

$$
10\times\frac{2}{9}\times(15\times\frac{60-64.157}{19.892}+50)=104.1
$$

なります。ちなみにこの点数なら、北海道、四国は合格でした!

自分で標準点を出したい人はやってみてください。

【2022年度】国家一般職(高卒者試験)のボーダーライン

※標準点

このままだと、「結局、何割(何問)正解できればいいの?」と思うかもしれないですね…。

なので、実際に何割(何問)取れればいいのかみていきましょう。

ここでは、適性試験が6割(72問/120問中)だったと仮定した場合に、基礎能力試験が何点(何問の正解が)必要だったのかをまとめたデータが以下のとおり。

  • 北海道:15問

  • 東北:20問

  • 関東甲信越:21問

  • 東海北陸:19問

  • 近畿:21問

  • 中国:21問

  • 四国:18問

  • 九州:22問

  • 沖縄:25問

だいたい5割〜6割ですね。

適性試験の点数が低いと、もう少し基礎能力試験の点数が必要ですが、それでも6割(24問/40問中)あれば十分といえます。

なお、以下の記事では得点表や過去のボーダーラインをまとめているので、参考にしてください。


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