小学3年生の時の作文をご紹介。

こんにちは。高校5年生です。


先日、小学校時代の文集やプリントを整理していたら、小学3年生のときに書いた作文が出てきました。


読んでみると……まさか、自分が書いたとは到底信じられない文章力。ずっと文章を書くのは得意だと自負していただけに、よくこんな文章力で胸を張っていられたなと恥ずかしくなります。


せっかくなので、数ある作文の中から「お別れ集会」について書いたものを原文そのままでご紹介いたします。

ちなみにお別れ集会とは、卒業を控えた6年生を送り出す全校イベントです。





おわかれ集会行きたかったな


今日はおわかれ集会でした。でも、急に病気になって行けなくなってしまいました。今から、病気になってふとんの中で考えていた事を書きます。

その日の朝は、とてもくもっていました。お母さんが、

「今日はくもりみたいよ。遠足、学校遠足になっちゃうね。」

と言ったので、わたしは、

「ああ、校内遠足かあ。でも、どっちにしたってわたしは行けないんだ。」

とがっかりしました。八時ごろになると、弟も幼ち園に行ってしまって、お父さんも、七時三十分ごろには会社に行ってしまいました。お母さんがせんたくをしたり、お湯をわかしたりする音だけがひびきます。わたしは悲しくなりました。そして、

「今、きっとみんなは体育館の中で、楽しそうに出し物をしているんだろうな。わたし、あんなに練習したのに、出られないなんて。くやしいなあ。」

と思いました。でも、思い直しました。

「でも、わたしのかわりにがんばってくれている人がいる。だから、きっとせいこうしてるよ。きっと、六年生もよろこんでくれてる。だから、だいじょうぶ。わたしのかわりの人がいる。」

わたしはずっとずっと集会がせいこうするようにねがっていました。だから、きっとせいこうしていると思います。がんばってくれた人がいるんですから。




はい、ご覧いただきありがとうございます。

私の感想は、小3って思ったより幼いんだなということです。小3だった当時はかなり成長した気でいましたが、「成功」の漢字も書けませんし、「思いました」ばかり使う典型的な小学生作文で、ものすごく子どもでした。こんな時代もあったんですね。


以上、「小学3年生の時の作文をご紹介。」でした。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。


次の投稿でお会いしましょう!