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単発バイトアプリで負担が少ない受け入れ先を探す方法

こんにちは。高校5年生です。

今回は夏休みに単発アルバイトを始め、これまでに10回働いた私が「単発アルバイトアプリで負担が少ない受け入れ先を探す方法」を書きます。参考になれば幸いです。

私が色んなアルバイトに入ってみて、負担が少なめだと感じた受け入れ先の特徴はこちらです。

店員さんの人柄が良いなど、入ってみないと分からない働きやすさもありますが、今回は応募の段階で分かる情報で判断することを前提にしております。では、1つずつ説明していきますね。

・分かりづらい場所にある

皆さんは友達や家族とごはんを食べるとき、どこで食べますか?駅前のカフェ、大型商業施設のフードコート、地下街に並ぶ飲食店……。
交通アクセスが良い場所や人通りが多い場所、誰もが「あ、あそこにお店あるね」と思い出せる場所にあるお店は大抵、ランチタイムや夕食時以外も忙しいです。逆に住宅街の中や路地裏など、地図アプリをもってしても辿り着くのが難しいお店は、混雑する時間帯とゆったりする時間帯のメリハリがつく傾向にあります。

ただし、分かりやすい場所にあるお店で勤務することにもメリットがあります。

・行くときに迷わない
・くるくる動き回っている方が好きな人にとっては天国
・交通費を抑えられる
・行き帰りの時間が比較的かからない

どうですか?分かりやすい場所にあるメリット、結構大きくないですか?
私は行きやすい場所にあるお店を選ぶようになりました。道に迷うことが多いですし、やることがなくなると何したら良いのか不安になりがちですし、交通費は少なくしたいですし、アルバイト以外で時間を取られたくないからです。
ご自身の適性と希望に合わせて、選んでみてくださいね。

・あまり募集を見かけない

理由はいたってシンプルです。募集をほとんど出さないお店は普段、人手不足に困ることがそれほどないからです。反対に、いつも単発アルバイトの募集をかけているお店は長期間人手不足に悩まされている可能性があります。中には「ほんの少しの時間しか忙しくないから、この時だけ入ってくれる人が欲しい」と募集しているお店もあるでしょうが、それほど多くないような気がします。

募集をほとんど出さないお店はたまたまその日だけ人手が足りなかっただけなので、普段はきちんと業務が回っております。そのため、運が良ければ「私、要らないんじゃない?」と思うくらいスムーズに事が運びます。さらに、単発アルバイトで人が来ることが当たり前ではないため、単発のアルバイトさんは「新人さん」として扱われ、丁寧に仕事を教えてくださったり、質問しやすい雰囲気を作ってくださったりします。

一方、いつも単発アルバイトの募集をかけているお店は、単発で来る人手でいつも回っているので、単発で来る人への期待度が大きいです。以前来た単発アルバイトさんが優秀な方だと、「前の人は教えなくてもできたから、君もできるよね?」というプレッシャーがあります。

もちろんこれも、募集をほとんど出さないお店は受け入れ慣れていないため扱い方に戸惑われるデメリット、募集をよく出すお店は受け入れ慣れていて仕事の教え方・割り振り方が上手というメリットがあります。一概に良い・悪いと判断できないので、よく募集を出しているお店でも働きやすい場所があるかもしれません。私は普段募集を見かけないお店の方が、働きやすいと感じております。

・紹介文をしっかり書いている、丁寧に説明が書かれている

応募前、私は紹介文を熟読するようにしております。読むのが当たり前ですが、紹介文からしかお店を知ることはできないからです。これまでの経験から、紹介文にプラスの印象を抱いたお店は比較的働きやすいことが分かってきました。

私がプラスの印象を抱く紹介文の特徴は、以下の通りです。

・読みやすいところで句読点、スペースが入る
・事務的な書き方ではなく、呼びかけるような書き方
・箇条書きではなく、文章になっている
・募集する人の希望条件が多くない
・応募者に好意的
・地図だけでは分からないお店の情報が書かれている (1階にコンビニがあります、など)

最初の3つは初めて単発アルバイトアプリを使う人でも、何となく分かりますよね。読みやすいと内容がしっかり頭に入りますし、受け入れ先の余裕も感じます。

「募集する人の希望条件が多くない」はこの間、受け入れ先の希望条件が多いお店で働いてみて、改めて間違いないと思いました。
それまで、私は「希望条件が多いお店は求める人物のレベルも高いはず」と判断し、応募を避けるようにしておりました。しかし食わず嫌いは良くないので、希望条件が多かった受け入れ先に行ってみました。結論から言うと希望条件が少ない、もしくはほとんどないお店の方が断然働きやすいです!「求める人物のレベルが高いから働きにくい」もありますが、希望条件が多いお店は、単発のアルバイトさんを信用していない印象がありました。

私が働いたお店は「飲食店経験者で、これまで1度も遅刻・キャンセルしていなくて、これまで行った受け入れ先からの評判がこのぐらい良い人で!」という募集をしていたため、さぞ任される仕事もすごいのだろう……と恐る恐る訪れたのですが、初回に任されるのは洗い場のみ。その後何度も働くようになると、経験に応じて任せる仕事を増やしていくシステムでした。
「いきなりレベルの高い仕事を任せるのはプレッシャーだろう」という気配りなのかもしれませんが、何となく「単発のアルバイトはあくまで付け足しの労働力」という気持ちがあるような気がしました。高いレベルを求めたのは「変な人に来てもらったら困る」と単発のアルバイトさんの質を疑問視しているからで、それをクリアしたとしても「大事な仕事はよそ者には任せないぞ」という思いから、任せる仕事を制限しているのではないか……と。これは誰に聞いたわけでもなく、100%私の憶測です。そうではないお店の方が多いかもしれませんので、ぜひご自身の目で確かめてみてくださいませ。

ちなみに、私が応募を避けるお店が出している希望条件はこちらです。

・これまで1度も遅刻・キャンセルしていない人 (『直近1ヶ月で』ならまだ分かるのですが、それぞれ働いている歴が違うのに1度遅刻・キャンセルがあると応募できないのは厳しすぎるかなと思います)
・これまで行った受け入れ先からの評判がこのぐらい(レベル)良い人 (質の高いアルバイトさんを雇いたい気持ちには納得するものの、他のお店が出していない条件を出しているお店は厳しそうだなと判断します)
・絶対にキャンセルしない人 (キャンセルされると困る気持ちは分かりますが、アプリの運営側が定めている『何日前までならキャンセルOK』というルールを超えているのは高望みかなと思います。また、キャンセルした経験はないものの、絶対にキャンセルしない確証はないので応募を避けます)

「応募者に好意的」というのは、最初の3つにも繋がります。「○○である人をお待ちしています!」「○○な人と一緒に働きたいです!」と書いてある募集と、「○○である人はご遠慮ください」「○○な人はお断りします」と書いてある募集、皆さんならどちらを選びますか?

最後に、「地図だけでは分からないお店の情報が書かれている」。これは「応募者に好意的」を具体的に書いたものです。地図だけだと「このお店で合っているかな?」と不安になる場合があります。そんなとき、「○○がある角を右に曲がった先です」とか「○○の隣です」と書かれていると、一気にお店に辿り着くためのハードルが低くなります。商業施設や駅ビルの場合は、「○階です」と書かれているだけで探す手間がかなり省けます。「お店の情報を書いてくださっている=応募者のことを考えてくださっている」ということなので、良い受け入れ先なのではないでしょうか。

紹介文のパート、かなり熱く書いてしまいました。長くなってしまってすみません。もう少し読んであげても良いよ!という方は「負担が少なめだと感じた受け入れ先の特徴」、最後の1つをぜひご覧くださいませ。

・およそ1週間前に募集を出すor前日に募集を出す

アルバイトをしたことがある方にお尋ねします。シフト希望の提出と、シフト決定は当日の何日前でしたか?
私が以前働いていたところはシフト希望を出すのが1ヶ月前、実際にシフトが決まって通知されるのは前日でした。びっくりしたのは当日の朝にシフト表がメールで送られてきたときです。前日の夜10時頃、「シフトはまだできてないから待ってて」と言われ、「アルバイト先まで1時間以上かかるのに、朝起きて間に合わない時間にシフト入ってたらどうしよう……」と眠れない夜を過ごしたことを思い出します。今考えたらお客様は完全予約制で、かつ1ヶ月も前にシフトを提出しているにも関わらず、どうして前日にならないと確定しなかったのか謎ですね……。

以前のアルバイト先の話はともかく、2週間前か1週間ごとにシフト希望を提出するのが一般的によくある形だと思います。となると、普通に回っているお店が「人が足りない!」となるのはシフト希望が出揃う2週間前~1週間前。私の経験上、当日まで1週間前後の時期か、前々日・前日に募集をかける受け入れ先は、普段きちんと回っているお店です。

もしくは、シフトに入る予定だった人が急に来られなくなって連絡してくる前日に募集をかけるお店も、普段あまり募集をかけないお店であれば働きやすいお店である可能性が高いです。
ただし、前日に募集をかけるお店は、当日まで一週間前後の時期に募集をかけるお店に比べると働きやすいお店である確率は低いです。都合が合うのであれば、良い募集は1週間前ぐらいに見つけ、押さえておくと良いでしょう。

いかがでしたか?
「たった10回入っただけで長々と語るなよ!」と思った方、きっといらっしゃいますよね。未熟者が出しゃばってすみません。とは言え、全く合っていないこともないかなと思いますので、「ふーんそうなんだ、気をつけて見てみようかな」と感じていただけたら書いた甲斐があります。

夏休みは早くも後半。これからもアルバイト、しっかり取り組んでいきます!

以上、「単発バイトアプリで負担が少ない受け入れ先を探す方法」でした。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

また、次の投稿でお会いしましょう!