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③切るか、切らないか【ヘアドネーション体験記】

こんにちは。高校5年生です。


「切る」に存分傾いていた私ですが、不安を完全に拭えたわけではありませんでした。切った後が心配で、後悔したり見た目に自信が持てなくて就活どころではなくなったりするのではないかと迷いに迷っていました。レストランでのメニュー決めはものすごく早いのに、こういう自分にとっての一大決心をするときは結構時間をかけてしまうタイプなのです。


しかし、私が気持ちを固めるときがやってきました。


この頃、ショートヘアになった場合のメリットとデメリット、長い髪のままでいるメリットとデメリットを紙に書き出し、ここは譲れないと思うポイントとどちらでも構わないと思うポイントに印をつけていました。

髪を切った直後にその紙は処分してしまったので、手元に現物はないのですが、思い出せる範囲で少し書かせていただきますね。


【ショートヘアにした場合のメリット】

・ヘアドネーションに協力できる

・髪を洗う時間、乾かす時間が短縮できる

・髪を結んだりセットしたりする時間が不要

・シャンプーやコンディショナーの使用量が減る

・就活へ向けて気合い入れになる

・大学受験の雪辱を晴らせるかもしれない


【ショートヘアにした場合のデメリット】

・老けて見えるかもしれない

・昔から似合わない髪型である

・髪のケアが大変

・結ばなくて良いが、その分セットしないと乱れる

・美容室に行く頻度が増える

・横の髪が落ちてくるのがうっとうしい

・アレンジの幅が狭い

・もし気に入らなかった場合、元の長さまで伸ばすのに時間がかかる


【ロングヘアのままでいるメリット】

・自分が1番好きな髪型

・寝癖ができても結べば何とかなる(セットが簡単)

・ショートヘアよりは似合う

・美容室に行く頻度が少ない

・結んでしまえば横髪もうっとうしくない


【ロングヘアのデメリット】

・次に切るタイミングを失う

・就活が上手くいかなかった場合、大学受験のときと同じように思うかもしれない


長い髪のときも、シャンプーしたり乾かしたりするのはセットするのが楽なことを考えれば大変だと思っていなかったので、デメリットはあまり思い当たりませんでした。

こうして書いている間も、「よくこんな考えで髪を切ろうと思ったなぁ」と不思議な気持ちです。物事を進めるときって、勢いも大事ですね。


最終的に髪を切る理由になったのは、「もし似合わなくても、そのまま伸ばし続ければ3月の就活解禁までには後ろで一つ結びできる長さになるだろうから、一旦切ってみよう」でした。最後の最後まで似合わないと信じていました。ほとんどの授業がオンラインだったことも決心を後押ししてくれました。友達に会う機会がないからです。家にいる時間が長いため、夏場のロングヘアは頻繫に洗えず暑いかな、という気持ちもありました。


よし、切る。


私はすぐに家族に宣言します。記事を見てヘアドネーションを知っていた家族の反応が思ったより好意的だったことが背中を押してくれました。


いよいよ次回、美容室予約編です。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。


また、次の投稿でお会いしましょう!