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『結婚の嘘』を読んで

こんにちは。高校5年生です。

投稿も遂に、今回で90回目を突破!

皆さん、ありがとうございます。

当初は自己満足で終わっても良いつもりで始めた投稿でしたが、想像以上に読んでくださっている方がいることに感激しております。

皆さんがお預けくださる貴重なお時間、せめて「読まなければ良かった」と思うことのないような投稿を続けていきたいです。と言っても、何かすごい体験やネタを持ち合わせているわけではないので、今まで通りの自由なお話にはなりますが、「またしょうもないこと言ってるな」程度にお読みくださいませ。

さて、私は年末年始のどさくさに紛れ、柴門ふみさんの『結婚の噓』という本を読んでおりました。

結婚したことのない、恋愛経験も浅い私が読んでも面白く、リアルで容赦ない結婚への見方が斬新で共感できました。

特に印象的だったのは結婚の誓いは「幸せになってね!おめでとう!」ではなく「これから苦労の人生が待ち受けているけど本当にいいのね?ここで誓える?」だということ。

おめでたい席であるという一般的なイメージから、お祝いムードに包まれる結婚ですが、なるほど、そういう見方もあるのかと。そして、あながち間違いではなく、むしろそちらの方がしっくりくるという。

昨年、ジェンダーの授業で先生が何気なく放った言葉を思い起こしました。

「結婚なんて『この人とセックスします』ってみんなの前で宣言するってだけだから」。

当時は「そうなの?!」と衝撃でしたが、今考えてみると、結局そういうものなのかもしれませんね。

人生で生と死に次ぐ、1位2位を争うようなビッグイベントだと思われた結婚は、テーマとしては重たいのに、中身はただそれだけのことなのかもしれません。付属品として出産や育児や介護や親戚付き合い、はたまた離婚や不倫などの問題がついてきて、ややこしくなるだけで。

色々言っても私はまだ当事者になった経験はないですし、今まで見てきた夫婦や得た知識からものを言っているだけですから、いざ当事者になったら全く違う意見を持つ可能性もあります。

もしそんな機会に恵まれるなら、そのときにこの投稿を思い出して読み直したいと思います。

過去の自分との答え合わせ。正解なんてないのでしょうが、その日が来るのが楽しみです。未来の私はどんな反応を示すでしょうかね。

以上、『結婚の噓』を読んでの感想でした。

最後までお付き合いくださってありがとうございました。

次の投稿でまたお会いしましょう!