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引き算の文化

こんにちは。高校5年生です。

引き算するのって難しいですよね。

2-1とか、3-2とかの引き算だったらすぐできるんですけどね。今回私がお話ししたいのは、当たり前のように存在する習慣や文化を変えること、あるいはないものにすることが難しいということです。

例えば外見。整形したりタトゥーを入れたりすることは、私の親の世代では奇異なものとして珍しがられることが多かったとのこと。しかし現代では整形することやタトゥーを入れることを個性として当たり前に受け入れる空気があります。同じように、昔は珍しかった男性の化粧も一般的になり、美容に力を入れる男性は以前より好意的に見られるようになりました。

私はこれを「足し算の文化」だと考えます。今までなかった価値観や文化が生まれ、根付くことです。
その逆として「引き算の文化」もあります。これは今まで当たり前のように存在していた習慣や価値観を変える、またはないものにすることを指します。例えば、女性の化粧はマナーとされていますが、素顔で働きたい人にすっぴんで働くことを認めたり、校則で服装が決まっている中学・高校の生徒が自由な恰好で通学できるようにしたりすることがこれにあたります。

なぜ難しいのでしょうか。私は引き算の文化が生まれたら困る人達がいるからではないかと考えます。例えば、化粧品メーカーは多くの人がすっぴんで過ごすことが当たり前になったら、化粧品が売れなくなってしまいます。そのため今よりキレイになること、今より良く見られること、今より自分のためになることを働きかけます。もちろんそれは間違っていないのですが、それを消費者が鵜吞みにしてしまうと、ただ踊らされるだけになってしまうのではないでしょうか。

ここまで書きましたが、私も足し算の文化・引き算の文化について語れるだけの知識はなく、理解が追いついていないような気がしております。常に、自分の中にある基準で正しいかどうかを見極められる賢い消費者でいたいです。

以上、「引き算の文化」でした。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

次の投稿でまたお会いしましょう!