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①きっかけ【ヘアドネーション体験記】

こんにちは。高校5年生です。


今回から始まりました、ヘアドネーションを経験してのミニ連載(?)。

ゆるっとお付き合いくださいませ。


まず、髪を切ろうと決めたきっかけから。


以前の私は何が何でもロングヘア派でした。小学2年生のとき、祖母・母に勧められるがままショートヘアにしたら、通学路で会う同級生の女の子に「男みたい」と言われ、それ以来ずっとショートヘアに嫌悪感を持っていました。

ショートヘアは長年、私にとって似合わない髪型でした。

小学校時代、何度かショートヘアにしましたが、祖母・母に切れと言われ、諦めて切ったので、正直気に入っていませんでした。


中学校に入る頃、伸ばし出して2つに結んで登校するようになります。

ボブからセミロングくらいの長さでしたが、結べる長さのある髪は気に入っていました。


しかし中3のとき、受験に集中するために何年ぶりか、ショートヘアに。その年、私は第1志望校に合格します。


高校時代は思う存分髪を伸ばし、結べる長さを楽しみました。

高3のとき、験担ぎで髪を切ることを考えたのですが、このときは切りませんでした。長い髪を気に入っていましたし、髪を切ったから合格するわけではないと思ったからです。

この年の大学受験は今でも引きずるくらい、大失敗に終わりました。


今通う大学に入った後も、受験期に切らなかった髪を切る気になれませんでした。そのまま放置し続け、どんどん伸びていく髪。大学3年の春には、とうとう腰上まであるロングヘアとなり、憧れだったヘアアレンジもできるほどになりました。


しかしながら、大学2年の春休みから考えていることがありました。それは髪をショートヘアに戻すこと。目の前にはきっと受験と同じくらい人生の方向を決めるであろう「就職活動」があります。受験と違って、4年間どころか約40年の人生を決めるかもしれません。

大学受験の雪辱を晴らし、大学受験が上手くいかなかったことをショートヘアにしなかったせいにしないためにも、ショートヘアで就活に挑むことを考えました。


とは言え気に入っている髪型を大幅に変える決断は、大変に勇気の要るものでした。自分はショートヘアが似合わないと思い込んでいましたし、ロングヘアで不便なことは何もありませんでした。切って似合わなかったからといって、簡単に元に戻すこともできませんし。


さらに判断を揺さぶったのは、ショートヘアについて調べまくった検索結果。「就活髪型」で検索すると、ハーフアップかポニーテールのやり方ばかり出てきます。「就活に向けて髪を伸ばし始めました」という記事も複数ありました。中には何の根拠があってか、「ショートヘア就活 不利」という検索候補の言葉も。就活前に髪を切る人っていないのかな……切った後で後悔するかな……とだいぶ心が揺れたのを思い出します。


また、「ショートヘアは老けてみえる」「新人らしくない」という意見も見つけました。私は普段、年上の先輩にも敬語を使われるなど実年齢よりも上に見られやすいため、「これ以上老けて見えたらどうしよう」と、ギリギリまで迷いました。


勢いで切ってしまおうか、それとも一時の気の迷いだと忘れようか、3ヶ月近く悩み続けた記憶があります。このまま切らないでおこうか、そんな思いがよぎったとき、私はヘアドネーションに出会いました。


以上、「きっかけ」でした。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。


次の投稿でまたお会いしましょう!