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時計店で、親切にされた話。

こんにちは。高校5年生です。

少し時間が経ってしまいましたが、時計店に行ったときのことをお話ししていきます。

1月下旬、電車で30分ほどのところにある時計店を訪れました。祖母から譲り受けた腕時計のベルトを、つけている間にいつの間にか切ってしまったからです。文字盤が見やすく、針は動いているので懐中時計のようにポケットに入れて使っておりましたが、就職するときにつけられるよう、ベルトを交換していただくことにしました。

最初は靴やカギの修理をしているようなお店に持ち込もうとしたのですが、お店を訪れたところ、3000~5000円くらいしたので、もう少しお手頃価格のお店があればと探しておりました。

こちらの時計店ではベルトは表に陳列されておらず、「ベルトだけってありますか?」とお店の方に尋ねると、腕時計のサイズを測り、引き出しから出してくださいました。
出されたベルトのお値段は2種類で、3000円と5000円でした。カラーはそれぞれ3種類ほどで、3000円のベルトはシンプル、5000円のベルトは革地で表面がシワシワでした。修理店より高いお値段だったら引き返すつもりでしたが、あまり変わりませんでした。20秒ほど悩み、シンプルな3000円の青いベルトを選びました。税込で3300円です。

その場でお店の方がつけてくださいました。私の腕時計は特殊らしく、ぴったりの幅のベルトの用意がなかったそうです。以前、買ったお店とは違う時計店でベルトをつけ直していただいたときは何も言われず交換されたので、知らなかった情報でした。「少しキツキツになりますが」と、ベルトをつけてくださいました。

文字盤が青なので、合わせてベルトも青にしましたが、系統の違う青だったので「つけた後でかっこ悪かったらどうしよう」と心配しました。しかし、それは杞憂に終わりました。出来上がって腕につけてもらった時計は、交換する前よりも高級感があって、自分の好みの色合いでした。似合うと思っていなかったものが似合うって、テンションが上がりますよね。

お金を払おうとしたところお店の方が、ベルトと腕の間に若干隙間が空いているのに気づき、「もう1個穴を空けて、腕にしっかり留まるようにしましょうか?」と提案してくださいました。こんなことを言われたのは初めてです!お店の方は千枚通しみたいな器具を使い、目の前でベルトに追加の穴を空けてくださいました。「ベルトの穴ってこうやって空けられるんだ!」と驚くと同時に、ご親切にお声がけいただいたことが本当に嬉しかったです。

ご親切な時計店。腕時計は今2つ持っていて、電池も交換したばかりなのでしばらく行く機会がありませんが、地元にいる間は時計にまつわることは、こちらの時計店にお願いしようと決めました。

以上、「時計店で、親切にされた話。」でした。
最後までお付き合いくださってありがとうございました。
次の投稿でまたお会いしましょう!