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人生100年時代、伏線回収はまだ先

こんにちは。高校5年生です。

夏の太陽が容赦なく照りつける日もあれば、少し曇ってラッキーかと思いきや蒸し暑くてたまらない日もありますね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

今回は私が読んで感動した記事をご紹介します。それはこちらです。
大学生とつくる就活応援ニュースゼミ
『教えて先輩! 若宮正子さん【後編】“お荷物社員”と言われていたけれど…』

こちらは後編なので、前編のURLも載せておきますね。私は後編を先に読みましたが、片方だけ読んでも内容は理解できます。

「世界最高齢のアプリ開発者」として知られる若宮正子さんのインタビュー記事です。私はこれを読んですごく励まされました。

まず心に残ったのは、仕事が人並みに進められなかったことです。肩身の狭い思いをしていたそうですが、機械化が進むと仕事の速さより業務改善提案や新商品の提案をしていることが評価され、営業力があると認められたとのことです。
私は長らくSNSをしておりませんでしたし、プログラミングとかデジタル化とか言われても同世代の方々より詳しくありません。これまではそのままの私で生きてこれましたが、今後はどうなるか分かりません。そういったスキルが圧倒的に不足していることへの不安が少なからずありますが、得意分野で評価されることがあるんだなと気づきました。

次に、「何かにすがる、何かを信じるっていうことは、あまりしないほうがいい」「今自分がやりたいことやるのが一番いい」「たった1つの衝動買いが自分の後半の人生を変える」という言葉です。深いですね。自分の判断が肯定されていくような気持ちになりました。

続いて、フォルダ型人間とハッシュタグ型人間のお話。これには「確かに!」という気持ちでいっぱいです。前から言われていることですが、既存の分類に入る人はたくさんいるので、既存の分類をかけあわせて自分の居場所を作るとこれからの時代、有利なんですよね。ハッシュタグ型人間というのは、まさにこの「かけあわせ」のことを指しております。私は何か1つ単体だったら誰にも勝てないでしょう。けれども複数個、得意分野をかけあわせることで、私にしかできないことが生まれるはずなのです。そういうことですよね。

ここ数日は自分のやってきたことを「これで良かったかな」と振り返ることがありました。必須でない卒業論文を書くと決めた自分。気軽に連絡を取れる友達がいない自分。希望の就職先にとことんご縁がない自分。何でも過剰に気にしたり怖がったりする自分。自信を持って紹介できる自分ばかりではありません。
この記事は、「それでも、良いんじゃない?」と思わせてくれました。「意外と後でそういうところが役に立つかもよ?」と教えてくれているような気がしたのです。
人生100年時代。伏線回収を求めるには、まだ前半すぎるのかもしれません。

以上、「人生100年時代、伏線回収はまだ先」でした。
最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

また、次の投稿でお会いしましょう!