600字

writone公式企画 600字会話劇

5/23から順次公開されていた「writone公式企画 600字企画」について、ようやく3作とも拝聴できましたので、ご紹介したいと思います。

最初に、これは私が感じたことなので深く受け止めないで大丈夫です。
あくまで一人間が感じたことに過ぎないので、深い意味はないです。

この企画はwritoneの特性でもあり、弱みでもある「朗読」と言うところに端を発しました。
小説や詩を朗読する場としては素敵な環境になるwritoneですが、複数人が登場する作品や、声劇や脚本というジャンルには弱いのが特徴です。ひとりで演じ分けて朗読するのは難しい。
アクター同士で声をかけて、編集して作品として作り上げることは可能ではありますが、数としては少ないのが現状です。

その弱いともいえる部分をとりあえずやってみないかという新しい試みが、今回の企画「600字会話劇」でした。
(と、認識しています)

さて、ひとつずつ紹介させていただきます。
あ、紹介する順番は、個人的にこの順番の方がすっきりするだろうなあ、という独断と偏見です。

『【企画第一弾】borderline|会話劇』

「ああ、こういうお話だったのか」と切ない感情とちょっと吹っ切れるような爽快感があって、不思議な余韻に浸っています。
切ないだけではない、恋愛なだけじゃない。希望を持って、作品に擦れることが出来る。彼らの距離感は、多分以前と同じ。約束を守れなかったあの日から、きっと変わっていない。だからこそ、彼らの幸せを願ってしまう。
きっと、来年もう一度、出会ってほしい。それでめちゃくちゃに楽しんで笑って、何年も何年もおじいちゃんになっても、って願ってしまう。
そんな優しい作品でした。
素敵な作品を拝聴できて、嬉しいです!

 作:トシツグ@あるぺぢお さん  @Toshitugu1
 声:男性役:雪摩 利洋 さん  @hiro_karikari
   女性役:すみちゃむ さん  @sumicham_cham


『【企画第一弾】あなたのその手が|会話劇』

本当は続けて「あれ」まで聴いていただきたいのですが、如何せん重たいので、間に挟ませていただきます。
お二人の静と動、そして交わらない距離が、writoneの作品としても少々色が違ってみえて、可能性が広がりました。彼らは交わることはない。それを表現してもらうには少々勢いが必要だと思いました。お二方はそれを削ぐことなく、投球してくださいました。朗読ありがとうございます!

 作:明里好奇 @koukiakesato
 声:男性役:北垣達弘@あるぺぢおさん  @kitawo
   女性役:空腹さん  @k_huku


『【企画第一弾】あれ|会話劇』

結局何がどれでどれがどうなったのか私にはわからなかったんですが(´・ω・`)!! しかし、軽い気持ちでお聴きすることが出来ました! 二人の距離感が近く、すごく親しみが持てました! 二人の距離感が日常なんだろうと思わせるアクターさんの手腕もですが、「あれ、それ」だけで会話を進行させていくライターさんも、すごいなあと思いました。
重たい空気も払拭していくお二方の空気感が、清涼剤のようにすっきりとさせてくださって、救われた気がしました。
素敵な作品をありがとうございました!!

 作:左沢みちや さん  @michiya114
 声:男性役:佐野義徳 さん  @tunagaluegao
   女性役:せつ さん  


この企画はwritoneの可能性を広げる企画になったのではないかと、個人的に思っています。いろんな作品があって、いろんなアクターさんがいて、リスナーさんの需要も様々で、その可能性を広げていったのではないでしょうか。

いろんな色があって、きっと暖かい色から悲しい色、絶望の色、輝く色も沈む色もある。それを表現できる場所、それからそれに触れることが出来る場所だと思います。
今後の更なる発展を願って!! 

自分に何ができるかを考えつつ、楽しんでいきたいと思います。

そうそう、そう言えば先日「公式企画第二弾 youtubeパーソナリティ」の応募が締め切られました。こちらの方も楽しみですね!(*´▽`*)

個人的にですが、世間はテレビからネットの時代です。その中でyoutubeという市場は活用しない手はないと思っていますので、これは新規ユーザーの獲得やwritoneの拡大等に繋がっていくのではないかと、期待しております……!!

それではまた。

栄養剤をぶっ差してやってくださいませ(´・ω・`) ナニモノにもなれないようなナニモノにかはなれたような、不完全で不器用な人間のはず。良かったら戯れてやってくださいませー!