高校入試問題解析2 2019年滋賀県

本日もよろしくお願いいたします。
先日の公式Twitter(フリート機能)からの予告通り、滋賀県の公立高校入試問題解析を行っていきたいと思います。
今回から本格的に稼働していきます。気になる方は是非この記事を購読いただきたく思います。

■2019年滋賀県公立入試解析(無料公開)

滋賀県の入試形式は、100点満点で大問が3題、地理・歴史・公民がそれぞれ大問1つずつ配列されており、問題バランスもとれています。ただ、この2019年の問題は、地理・歴史の融合問題が出ており、歴史の比重がやや大きかったといえます。
そして、滋賀県は全国でも屈指の平均点の低いところでもあります(他には広島県や鹿児島県なども当てはまります)。その原因の一つとすれば、記述問題が難しいこと、1問当たりの配点が重いことなどが挙げられます。
この年の平均点が42.4点と平均点が公表されている都道府県では全国ワースト1位の平均点でした(2位が神奈川県、3位が広島県)。2020年までの4年間の滋賀県の平均点も47点とやや難しい部類となります(ワースト1位はダントツで広島県の40.45点)。それを踏まえてこれから解析をしていきたいと思います。

■大問1 解析(以降限定公開)

それでは、これから解析をしていきたいと思います。今回も全ての問題を解説するわけではないので、気になる方は購読したのちに、コメント・Twitter・FacebookのDMに送っていただけると追加の勉強会を行うことになります。

大問1は歴史年表を用いて世界遺産建築史のテーマ問題となります。前半は古代・中世を、後半は近世・近現代を取り扱います。

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