2021年茨城県 解説速報

本日もよろしくお願いいたします。本来は個人事業主としての仕事をしないといけないのですが、本日は前半戦でかなりの難問となっている茨城県の解説速報を急きょ行いたいと思います。
どういったところが難問となったのか、解説していきたいと思います。

追記:茨城県教育委員会様より指導が入った関係で、7/31より限定公開記事に変更させていただきます。ご理解・ご了承ください。


■大問構成

それでは、今回の茨城県の入試問題はどのような構成だったか見ていきましょう。

大問1 北海道の特色(日本地理地誌と世界地理の融合)
大問2 政治・経済・土地制度史(歴史総合)
大問3 公民総合
大問4 持続可能な社会(三分野総合)

出題のしかたは広島県と類似しています。しかし、茨城県については資料読解が非常に多く、選択肢も面倒だった時期がありました。2020年は短文記述問題が15問(全部で28問程度)あったのですが、今年は短文記述問題が20問あった上に問題数も昨年より10問増えたことで制限時間が足りなかった受験生が多かったのかもしれません。

僕のFacebookのフォロワー様のやり取りしていたときに「傾向が変わったからできなかった」という節の話をしていましたが、それも想定した対策をしなければいけないのでは、と思います。そのため、僕は自府県の過去問だけでなく、他府県の類題問題を解くことを言っています。つまり、大問対策と小問対策の使い分けをしっかりしないといけない、と思います。

■大問1・2 解説

では、解説を行っていきましょう。申し訳ございませんが、ここより以降はメンバーシップ限定記事となります。

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