公立高校入試解析 2022年石川県

本日もよろしくお願いいたします。
今日は久々に公立高校入試解析を行います。今回は2022年に行われた石川県公立高校入試の問題を解析したいと思います。なぜこの問題なのか、というのは、後述で説明させていただきます。

この記事につきましては、申し訳ございませんが、メンバーシップ限定公開及び限定公開となります。理由としては、石川県教育委員会からのご指導により、入試問題の解析記事については一般公開しないでほしい旨をいただいたため、それに従いました。なので、こういった記事を無料公開しろ!と文句を言われても、教育委員会からの指導が入っている以上、そのように対応しざるを得ないのです
そもそも、入試解析については限定公開及びメンバーシップ限定公開を前提として公開していますが、それは許諾を得た上で行っていますその許諾条件のひとつにブログ等で公開する際は限定公開にする、という事項があります。そのルールに違反したら、今後許諾が得られなくなる恐れもあります。ご理解・ご了承ください。しかし、限定公開にしている以上、しっかりと解析させていただきますので、最後までお付き合いよろしくお願いいたします。

■2022年石川県公立高校入試 概略

では早速、問題の解析を行います。なお、問題自体は各自、「全国高校入試問題正解」(旺文社)、「石川県公立高校入試過去問」(英俊社)などを参照いただけたら、と思います。

今回の平均点が39.9点(石川県教育委員会会議より公表)でした。これは現状公開されている2022年全国公立高校入試社会では最低点でした。近年難しいとされている広島・滋賀・高知よりも今年に関しては石川県の方がより難化していました。
大問構成ですが、大問1が世界地理、大問2が前近代の歴史、大問3が現代社会・政治・国際政治、大問4が日本地理、大問5が近現代の歴史、大問6が経済になっています。
また、石川県公立高校入試は正答率は作成されていません。そのため、小問ごとの正答率は調べることができませんが、吉野が自作している入試難度ランク及び教科書ランクについてはデータがありますので、それをもとに解析をしたいと思います。また、一部難問については、教科書解析もさせていただきます。よろしくお願いいたします。

■大問1 解析(以降限定公開)

それでは、早速問題解析を行いたいと思います。
申し訳ございませんが、これより以降はメンバーシップ限定公開及び限定公開となります。なぜ、そのような点数になったのか、という解析も出しています。そして、あまり公表されない入試ランクも一部だしますので、この記事の購読をして、入試で点差をつけられるように頑張ってください!

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