見出し画像

2ヶ月

生まれ育った千葉県を離れ、北海道という新しい土地を1人で踏み、2ヶ月が経過した。

任されている仕事は、若者の将来を一緒に考えいい方向に持っていくこと。
今は、その過程で必要な事務作業に明け暮れている。
ゴールデンウィーク明けから仕事量が一気に多くなり、残業もその分増えたが、日々反省を繰り返しながら有意義な時間を過ごしている。

5年ぶりの新人を迎えることもあり、職場は部署だけでなく全体的に先輩・上司の掴めない雰囲気が漂う。(そこで入ってきたのが、掴めにくい奴だし…苦笑)
気になることは何でも聞くように努力している。圧のかかった質問の仕方だが…
それでも嫌な顔せず答えて頂き、心配しながら見守って下さるのでありがたい。

お酒の席にお誘い頂く機会もある。段々職場から増えていきそうだが、右も左もわからない土地柄、友人はいない。
日曜日の銭湯巡りが唯一、「札幌」という名の地域と繋がっている瞬間だが、だからといって客に声をかけることもない。フロント・番台の方に挨拶するだけ。
銭湯という空間は今の私にとって、翌日への活力とリラックスの名目で楽しんでいる現状だ。
休日は隔週2日、そのうち1日は掃除や買い物に集中してしまうので、ゆっくり遊びに出かけられないのもある…。

貴重な地方勤務、それも北海道ということで上司のアドバイスを元に様々な場所を回りたいのだが、しばらく経ってからかな…。
まずは今の生活を継続し、生活圏から地域との繋がりを深めていけたら…と思っている。

今回の札幌赴任で様々な情報をもらい、早く出向きたいがそれが叶っていないことが多い。申し訳ないと思いながら、夏には回れそうだと伝えておきたい。

ひとまず、私は忙しくもなんとか見知らぬ土地を一人楽しんでいる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?