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洋楽邦楽の好きな曲、アルバム、音楽ネタ等

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#好きな曲

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好きなアジアの曲 Christine Fan 范瑋琪「到不了」(2000)

(作詞作曲 范瑋琪・張洪量) 「あなたの思い描く未来にはたどり着けない」と歌う台湾の歌手による優しく且つ優雅で流れるようなバラード。中華料理屋でもたまにこういった曲が流れますが、中国語圏(や韓国)のバラードは個人的に心の琴線に触れるものが多く、日本人以上に叙情性の理解が深く表現が長けているのかな、なんて考えてしまいます。Youtubeでは再生回数が凄いのですが日本では検索しても余りヒットしない事を考えるとまだまだ未発掘状態の良い曲が沢山有りそうですね。

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リアルタイムで好きな2010年代洋楽 Vintage Trouble「Strike Your Light」(2015)

(作詞作曲 Rick Barrio Dill・Richard Danielson・Tyrone Taylor・Carl Colt) 60年代のソウルミュージックを彷彿とさせる歌とサウンドを提供するのがこのグループ(アメリカで結成、イギリスから火がつくという経緯も彼ららしい)。アルバムを聴くと思ったよりも大人しい曲が多く、Otis ReddingやWilson Pickettを聴いてればもっと出来るという感じもしますが、その中でもこの曲は豪快で疾走感が有り、彼らの魅力がより伝わるライブ版をチョイス。

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好きなアジアの曲 香港のスターが日本語で歌う作詞作曲日本人の歌 アンディ・ラウ「もう一度抱きしめたい」(1996)

(作詞作曲 売野雅勇・井上大輔) 数多くの映画にも出演している方の曲。母国語ではなくちゃんと流暢な日本語で歌っているのが好感度大です。歌はちょっと線が細い感じがするものの、旋律と歌詞の内容を考えればこれはこれで合っている気がしますし、「全てを手に入れたけどあなただけがいない」という歌詞が切ないです。

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好きな洋楽(インド音楽) 色々強烈な曲のカバー インドディスコ Tiger Shroff「I Am A Disco Dancer」(2020)

(作詞作曲Anjaan・Bappi Lahiri) やはりインドは映画も音楽も濃い。元々80年代のインド映画で流れていた曲のカバーで、曲は覚えやすいシンプルなものなんですがサングラス姿の筋骨隆々な男性が踊ってるPVを観るだけで胸焼けしてきます。ただ、これがちょっと癖になってしまうのもまた事実。そしてこれはまだ薄味の方で、実は80年代のオリジナルの方がPV含めかなり強烈なんです(それはまた別の機会に)。

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リアルタイムではないけど好きな60年代洋楽 トランプ大統領も取り上げた Al Wilson「The Snake」(1968)

(作詞作曲 Oscar Brown) 大統領選のニュースで思い出したのがこの曲。元々オスカー・ブラウンが作り、歌っていた曲を「Show and Tell」のヒットでも知られるアル・ウィルソンがカバーしイギリスでも70年代にヒットした曲なんですが、この曲は再び思わぬ所でスポットライトが当たります。 歌詞の内容は「凍えた蛇をある女性が助けたらその蛇はお礼を言う代わりに「受け入れてよ」と言いながら噛みつき、女性は殺されてしまう」という皮肉?が効いたものなんですが、トランプ3は女性をアメリカ、蛇をイスラム教徒と例えて数年前から今に至るまで演説に使っているそうです。曲の使い方、例えには賛否両論有るでしょうが、それはともかく曲は普通にかっこいいですし、「Snake」の辺りの囁くような歌い方も気に入ってます。トランプ3の年齢を考えればおそらく若い頃聴いた曲なんでしょうが、渋いチョイスだなと個人的に少し驚きでした。

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好きなアジアの曲 台湾のスターによるバラード Elva Hsiao 蕭亞軒「 The Most Familiar Stranger 最熟悉的陌生人」(1999)

(作詞作曲 由姚谦・小柯) すっかりK-POPに押されて日本では影が薄いC-POP(中華圏の音楽)ですが、動画サイトの普及によって、こちらでは余り知られてない良い歌手や良い曲が沢山有る事に気付かされます。このElvaという歌手も、中華圏ではかなり著名みたいですが、検索する限り日本語のページは余り存在しません。そしてこの曲は彼女の代表曲の一つとなったバラードで、英語のタイトル通り「一番親しい他人」の事を切なく歌っています。特にバックコーラスも入れた3:27~辺りからのサビは盛り上がりますし、この曲の再生回数やカバーの多さも頷けます。また、Elva3の綺麗なのかそこまでではないのかよく分からないビジュアルもまた魅力でしょうか(自分は結構好きです)。

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あまり売れなかったけど好きな筒美京平作品 ジュディ・オング「麗華の夢」(1980)

(作詞作曲 阿木燿子・筒美京平) ジュディ・オング3(が歌う筒美作品)と言えば「魅せられて」を誰もがイメージするでしょうが、その「魅せられて」に続く「惑いの午後」、そしてこの曲は知名度が低いのでしょうか(親も知ってませんでした)。しかし「惑いの午後」もこの曲もゴージャスさは負けず劣らずで、優雅なメロディとオーケストラ大活躍のサウンド、孔雀の扇をひらひらさせるパフォーマンスは圧巻。最後の「どうよ」と言わんばかりの決め顔にも注目。

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リアルタイムではないけど好きな曲 久保田利伸「Cry On Your Smile」(1987)

(作詞作曲川村真澄・久保田利伸)この人のバラード=Missing、という風潮は強いみたいですが、ベスト盤「THE BADDEST」で初めて聴いた時から個人的にはこちらの方が好きだったりします。おそらく冒頭の曲のフォントから夜ヒット出演時の映像だと思いますが、フェードアウトするスタジオ盤とは違い、フェイクを披露して締めるのが良いですね。Wikiには東宝系映画「咬みつきたい」主題歌と書いてありますが、ソフト化も配信もされてないのでどんな使われ方をしているのか気になる所。

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リアルタイムではないけど好きな曲 裕木奈江「拗ねてごめん」(1993)

(作詞作曲 秋元康・筒美京平)近年は海外ドラマ「ツインピークス」の続編にも出演している方の曲。余り本人の事は良く知らなかったのですが、たまたま安価で購入したアルバムが高クオリティで、その中でもシングルにもなったこの曲が秀逸でした。音程は不安定なものの(?)、浮遊感の有る澄んだ声、ストリングスで彩られる煌びやかなイントロ、田舎の無人駅辺りの情景が浮かぶ歌詞、適度にリズミカルなメロディーラインと90年代の筒美京平関連作品の中でも特にお気に入りかもしれません。

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リアルタイムではないけど好きな曲 萩原健一「グレイ」(1977)

(作詞作曲 井上堯之)「Nadja~-愛の世界」というアルバムからの収録曲。歌い方のせいか、ミックスのせいなのかは分かりませんが、「いつもの」破天荒な感じは影を潜め、ストリング主体の演奏の中消え入るような歌をショーケンはここで披露。雨の中少し寂しげな後ろ姿で街を闊歩する群衆の背中(意味不明)を彷彿させる哀愁が少しずつ心に滲んでいきます。

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リアルタイムではないけど好きな曲 The Staple Singers「Solon Bushi」(1969)

ソウルミュージックの世界では著名なファミリーグループ、The Staple Singers。その彼らが、なんと北海道民謡の「ソーラン節」をカバーしている事を結構前に知りました。調べると日本でツアーを行った際にこの曲を知ったそうですが、そのセンスと余り違和感の無い見事なアレンジや歌にただ驚くばかりです。

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リアルタイムではないけど好きな曲 森口博子「水の星へ愛をこめて」(1985)

(作詞作曲 売野雅勇・ニール・セダカ)昨日TVを観ていたら先日の「青い週末」で作詞を担当していた売野3が出ていて、「1/2の神話」は「不良1/2」になる所だった等興味深い話をしていました。そんなわけで今回も売野雅勇作詞曲の神秘的且つ今も活躍する森口博子のデビュー曲の「Zガンダム」の主題歌を取り上げます。実はガンダムはちょっとしか観た事無いんですが、主題歌は色々聴く・知る機会が多いもので、この曲はサビの高揚感が好きですし、洋楽好きの視点から見ればニール・セダカが作曲している所も見逃せません。どうやら当時のガンダムのスタッフは彼のファンが居たのか、同じ「Zガンダム」の曲だった「Ζ・刻を越えて」、「星空のBelieve」(どちらも鮎川麻弥歌唱)は前者が「Better Days Are Coming」、後者は「Bad And Beautiful」といったニールの既存曲に日本語の歌詞を付けていたりするのが面白いです。

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リアルタイムで好きな曲 NSYNC-It's Gonna Be Me(2000)

(作詞作曲 Max Martin・Andreas Carlsson・Rami) Justin Timberlakeも居た事でも知られるグループ。この頃のアメリカのグループにしてはメロディ重視というか、ちょっと日本の歌謡曲っぽい感じがするこの曲ですが、ライター達に注目すると皆スウェーデンの人達で少し驚きました。 調べると、Max Martinに関してはTaylor Swiftの近年の多くの楽曲、他の二人は日本の嵐(!)の楽曲にも参加しているとかで、彼ら以外のスウェーデン人のライターもジャニーズやEXILE等日本の歌手に楽曲提供を頻繁にする傾向が有るみたいです。スウェーデンは日本と同じく割とメロディーを大事にする傾向が有るからこそ、日本人の琴線に触れる曲を作れたり、コラボも多いのかもしれません。 おもちゃ屋で売られてるフィギュアに扮したメンバー達のPVにも注目。

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リアルタイムではないけど好きな曲 本田美奈子「青い週末」(1985)

(作詞作曲 売野雅勇・筒美京平)爽やかな連休にふさわしい曲ってなんだろう?と考えて思い浮かんだのが、個人的にかなり好きな作詞家・作曲家、そして安定した歌唱力で定評のある方によるこの曲でした(もう月曜ですが)。 当時は限定盤だったそうですが、それが勿体ないと感じる位良い出来だと思いますし、聴いていると全身を微風が通り抜けるような爽やかさを感じます。8/31に発売された事を考えると、35年前のほぼ今頃はこの曲がラジオ等で頻繁に流れていたのでしょうね。「海の駅の伝言板からいたずら書きで好きと残した文字が消えても~」なんて歌詞がノスタルジーを感じさせる好きな表現です。