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洋楽邦楽の好きな曲、アルバム、音楽ネタ等

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2021年7月の記事一覧

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リアルタイムではないけど好きな筒美京平 RiNA(高橋里奈)「KISSABLE」(1988)

(作詞作曲 阿久悠・筒美京平) 現在もベルーナ等のモデルとして活動し、チェッカーズの鶴久3とも共演歴の有る方のRiNA名義でのシングル。煌びやかなスポットライトが目に浮かぶようなダンサブルでキャッチーなメロディと、安定した歌唱力は当時そこまで売れなかったのが不思議な程で、この時期で阿久3を起用した点も珍しい所。本人のスタイリッシュな佇まいはその後のキャリアを考えれば納得。

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私の好きなジャズファンク Roy Ayers「Ebony Blaze」(1975)

ヴィブラフォン、簡単に言えば鉄琴奏者のRoy Ayers。モダンジャズ至上主義的な頭の固いジャズファンからは受けが悪いイメージですが、Tribe Called Questはじめ多くのヒップホップ系にサンプリングされており、どちらかと言えば若年層の支持はかなり厚い方。演奏よりも彼自身の歌がメインの曲もあったりと、演奏目当てで聴くと拍子抜けする事も有りますがその柔軟性が彼の魅力でもあり、この曲ではスリリング且つ清涼感溢れる音が暑い今の時期にぴったり。

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ほぼリアルタイムで好きな90年代邦楽 野坂昭如「ダニアースの唄」(1998)

(作詞作曲 水木ひろし・桜井順) アース製薬CMソング。最近地味に嵌っている元祖マルチタレント系作家の強烈な一曲。冒頭から響き渡るシャウトといい謎のドラムンベースなサウンドといい小説の作風並に濃い味付けで、畳を被った本人出演のCM映像も観てみたい所。これが「火垂るの墓」を書いた人というのが想像できません。

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平成生まれが好きな70年代洋楽 Robert Palmer「Every Kinda People」(1978)

(作詞作曲 Andy Fraser) イギリスの伊達男による、初の全米Top40曲。80年代以降のエッジの効いたサウンドのイメージも強い彼ですが、元々はソウルミュージックをルーツにする歌手の一人であり、涼しいスティールパンの音に加え、「色んな人間が居て、色んな人間が世界を回しているんだ」という歌詞からオリンピックが開催されてる今年の暑い夏にぴったりのナンバーだと勝手に思ってます。

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リアルタイムではないけど好きな筒美京平作品 水沢アキ「秘密」(1973)

(作詞作曲 山上路夫・筒美京平) 短絡的かもしれませんが、スティーヴィー・ワンダーみたいなクラヴィネットから始まるイントロから驚くこの曲。曲そのものはアイドル寄りでは有るんですがソウルミュージックの影響が強いサウンドが上手くミックスされてるのは作曲だけでなく編曲も手掛けた筒美3ならではといった所でしょうか。

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平成生まれが好きな50年代洋楽 デタラメ言語炸裂 Screamin' Jay Hawkins「I Love Paris」(1958)

(Cole Porter) 映画「ミステリートレイン」のホテルの支配人役でも有名で、棺桶から登場するパフォーマンスや胡散臭い伝説(笑)で知られるアリス・クーパーやマリリン・マンソン、ロブ・ゾンビといったオカルト系ロッカーの元祖的存在でもある彼が歌うスタンダードナンバー。超個性的な彼が歌うので普通に終わるわけがなく、途中ドイツ人や中国人等のデタラメ物真似を披露、かなり笑えます。

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リアルタイムで好きな2000年代邦楽 筒美京平3も気に入っていた ケツメイシ「君にBUMP」(2004)

(作詞作曲 ケツメイシ) ボーダフォンCMソングで中学生頃の夏にヒットしていた曲。オレンジレンジ同様、ヒットしてた頃はグループそのものに特に思い入れはなかったけど、なんとなく耳に残って歌っていた記憶が有り、これがやはりポップス歌謡曲の魔力だと思います。筒美京平3も気に入ってたというのもまた面白いですね。

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好きな2020年代洋楽 意外にピュアなヒップホップ Tyler,The Creator「WUSYANAME」(2021)

(作詞作曲 Tyler Okonma · Kentrell Gaulden · Tyrone Griffin Jr. · Bishop Burrell Sr. ·Delando Conner · Solomon Conner · Darryl Jackson) 今週のチャートで40位辺りだった曲。元々彼はラッパーの中では個性的なイメージは有りましたが、H-townサンプリングのこの曲はメロディアスなだけでなく「カンヌ行って映画観ようよ、名前教えて」的な放送禁止用語連発ではなく割とピースフルな歌詞内容で避暑地の出来事的でちゃんとオチもついたPVが加わりランクインした多くの曲の中でも際立った存在でした。しかも曲はたった2分程度で乗ってる車はランチアというのもまた印象的。

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リアルタイムではないけど好きな筒美京平作品 渡辺桂子「H-i-r-o-s-h-i」(1984)

(作詞作曲 売野雅勇・筒美京平) 筒美3が80年代アイドルに提供した曲の中でも個人的に結構好きな曲の一つ。良い意味で王道というかストレートで爽やかな曲と歌に仕上がっており、花占いの如く「ひろし好きよ、ひろし嫌い」と歌うサビはどっちだよとツッコミたくなりますがそんな歌詞含め色々印象には残ります。

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平成生まれが好きな60年代洋楽 外国人が歌う日本語ソング Marcel Amont「日本語のおけいこ」(1963)

(作詞作曲 谷川俊太郎、寺島尚彦) 60年代の日本ではアメリカやイギリスだけでなく、フランスやイタリアといった国の音楽や歌手も積極的に紹介されていたようでシャンソン歌手で今も存命のこの方も例外ではありません。初来日の際にこの豪華な作詞作曲家で作られたこのユーモア溢れる曲は、マルセル本人の喜怒哀楽が有り且つ流暢な日本語の歌唱が楽しめます。

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ほぼリアルタイムで好きな90年代邦楽 織田裕二「Over The Trouble」(1994)

(作詞作曲 康珍化・中崎英也) 本人主演ドラマ「お金がない!」主題歌。なんか笑いながら歌ってるような独特の感じと踏んだり蹴ったりな歌詞と90年代らしい爽やかなメロディの組み合わせが不思議なマジックを生み出し、ちょっとだけ勇気も貰える曲です。ドラマは未見ですが結構面白そう。

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平成生まれが好きな80年代洋楽 セブンで流れていた Bill LaBounty「Livin' It Up」(1982)

(作詞作曲 Cynthia Weil・Barry Mann・Bill LaBounty) セブンイレブンで何故かインストで流れていた曲。AORというジャンルにおいては定番的なナンバーですが、このさらっとした歌と演奏の感じが店内で流れるイージーリスニング的BGMとして映える故の選曲なんでしょうか。本国のジャケットは歌手本人の時にむさ苦しいものだったりしても日本盤だと爽やかな風景になってるケースも多いですが彼もそんな一人?

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リアルタイムではないけど好きな筒美京平作品 郷ひろみ「誘われてフラメンコ」(1975)

(作詞作曲 橋本淳・筒美京平) 70年代の筒美京平作品でも特に好きな曲の一つ。小気味良いイントロ、声が裏返ってるような「真夏の~↑匂いは~↑」という最初のフレーズ、合いの手のように聴こえるシンバルにストリングスと完璧です。このてるてる坊主みたいな衣装にも注目

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好きな2010年代洋楽 PJ Morton 「Everything's Gonna Be Alright」(2017)

(作詞作曲 PJ Morton) Netflixの映画「ファザーフッド」で流れていて気になった、マルーン5のツアーメンバーとしても起用されているシンガーの曲。ディアンジェロや70年代ソウルの影響や要素も感じさせながら現代的でもありゴスペルにも相通じる親しみ易いポップ要素も有る理想的な一曲です。