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洋楽邦楽の好きな曲、アルバム、音楽ネタ等

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2021年2月の記事一覧

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B面・カップリングの良い曲 観月ありさ「春のとびら」(1992)

(作詞作曲:辛島美登里) 2月が終わり、温かい日が有ると春の足音も感じますが、その流れで思い浮かんだ曲。A面の「TOO SHY SHY BOY!」とは対照的な感じのこの曲は「サイレント・イヴ」の作者によるもので、少し切ない内容の歌詞と曲は4月よりまだ微妙に寒さも残る今の時期の方がしっくりくることもあります。

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リアルタイムではないけど好きな60年代洋楽(邦楽?)Andy Williams「My Family Ajinomoto」(1969)

(作詞作曲:小林亜星) なんと海外の大御所が日本のCMの曲の為に日本語で歌ってくれた曲。この頃は結構海外の歌手が日本語の曲をリリースする事が有ったようですが、今はこういった事はなかなか無い為凄く新鮮ですし、日本語もお世辞抜きで流暢なのが驚きです。また、Youtubeで検索すると海外の教会でこの曲を歌う動画が有り、作った小林亜星3にとっても大変喜ばしい事でしょう。

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リアルタイムで好きな2000年代邦楽 草彅剛(チョナン・カン)「愛の唄 〜チョンマル サランヘヨ〜」(2002)

(作詞作曲 つんく・ チョナン・カン) 役者としても活躍している草彅君ですが、曲と言えばこのチョナン・カン名義で発売し、流暢な韓国語を披露したこの曲がやはり強烈。「サランヘヨ」は韓国語で「I Love You」という意味で、発売当時小学生だった自分はこの曲の階段を上っていくような開放感の有るメロディーが気に入っており、ちゃんとした意味や歌詞を余り考えず所々カタコト混じりでサビを歌って同級生の女の子にちょっと驚かれた記憶が何となくあります。

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リアルタイムで好きな2010年代洋楽 Vintage Trouble「Strike Your Light」(2015)

(作詞作曲 Rick Barrio Dill・Richard Danielson・Tyrone Taylor・Carl Colt) 60年代のソウルミュージックを彷彿とさせる歌とサウンドを提供するのがこのグループ(アメリカで結成、イギリスから火がつくという経緯も彼ららしい)。アルバムを聴くと思ったよりも大人しい曲が多く、Otis ReddingやWilson Pickettを聴いてればもっと出来るという感じもしますが、その中でもこの曲は豪快で疾走感が有り、彼らの魅力がより伝わるライブ版をチョイス。

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B面で聴く筒美京平作品の良い曲 少年隊「ミッドナイト・ロンリー・ビーチサイド・バンド」(1987)

(作詞作曲 康珍化・筒美京平) 有名曲「君だけに」のB面。なんだかThe Beatlesの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」みたいなタイトルですが、おそらく当時のThe Blow MonkeysのようなUKのブルーアイドソウルに影響を受けた意外な位かなりお洒落な感じの歌詞・曲・歌となっており、最近流行りのシティポップ系コンピに紛れても全然違和感無いクオリティの高さで驚きます。ちなみに同年発売の「冗談じゃない朝」(By 平山三紀)もこの系統の曲なので気に入った方は是非チェックを。

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好きなソウルミュージック 謎な曲 Carl Weathers 「You Ought To Be With Me」(1981)

(作詞作曲 C. Weathers・D.J. Emile) 先日のCorey Hartに続き「ストレンジャー・シングス」で(さり気無く)流れていた曲。力強い歌声が映えるムーディーな良い曲だったので調べたら歌手名にCarl Weathersと表示されびっくり。この名前で思い出すのは「ロッキー」のアポロ役や「プレデター」で有名な俳優の方ですが、本当に彼の歌なんでしょうか(動画の写真はそれと言わんばかりですが)。ソウルバー等で聴いた方が早いかもしれません。

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リアルタイムではないけど好きな曲 尾崎紀世彦「My Better Life」(1979)

(作詞・作曲 山川啓介・大野雄二) 尾崎3には「また逢う日まで」以外にも良い曲が沢山有り、ビーバーエアコンのCMソングだったこの曲もその一つ。安定した歌唱力がもたらす格の有るスタンダード風でもありながら、シティポップの雰囲気も微かに感じるような絶妙且つ洗練された魅力を放つこの曲はこの作詞作曲の組み合わせは勿論、この時代、そして尾崎3ならではかも。

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リアルタイムではないけど好きな80年代洋楽 「ストレンジャー・シングス」でも使われた Corey Hart「Sunglasses At Night」(1984)

(作詞作曲 Corey Hart) 友人から(80年代好きなら)きっと好きになるはず的な事を言われ、今更ながら最近観始めてハマっているドラマがネトフリの「ストレンジャー・シングス」。想像以上に自分が求めていた世界がそこには有り、この曲はそのドラマ内で流れていました。「嘘をつく人を見たくないが為にサングラスを夜でもかける」的な歌詞はちょっと難解なんですが、浮遊感のあるこの時代らしいシンセサイザー、サビで爆発する鋭い彼のハスキーの声は独特の世界観を作り出す事に成功しています。

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リアルタイムではないけど好きな筒美京平作品 小泉今日子「魔女」(1985)

(作詞作曲 松本隆・筒美京平) まだ投稿してなかったKyon2の曲。リアルタイムではない自分にとっては、比較的有名な曲なのか、そうでないのか微妙なラインのイメージの曲なんですが如何でしょうか。シングルのジャケットはシリアスな感じなものに対して、曲は穏やかで爽やか、歌詞も意外と繊細というギャップが印象的で、ちょっと大人っぽいこのビジュアルとファッションもなかなか魅力的ですね。

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リアルタイムではないけど好きな70年代洋楽 Hall&Oates「Wait For Me」(1979)

(作詞作曲 Daryl Hall) 最近良く行く中華食堂では何故か若干ミスマッチな60年代~80年代の洋楽ヒット曲が流れているのですが、この曲はそこで流れていて気に入った曲の一つ。ホール&オーツのヒット曲は一通り知ってるつもりだったのですが、この曲は実は今まで未聴。サビで曲名を何度も歌ってるのでその場で調べ彼らの曲だと分かったのでした。今まで知らなかったのが勿体ないと感じるような良い曲ですね。

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B面で聴く筒美京平作品の良い曲 野口五郎「火の鳥」(1976)

(作詞作曲 麻生香太郎・筒美京平) ヒット曲「針葉樹」B面の曲。B面で「これがA面だったらヒットしていたかもしれない」という曲に時々出逢いますが、これはまさにそんな曲で歌詞も曲も歌も演奏も素晴らしく、特に説明は要らないかもしれません。新御三家では一番好きな方なので贔屓も入ってるかもしれませんが、これがB面なのは勿体無いクオリティの高さです。

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完全リアルタイムではないけど好きな90年代洋楽とPV 俺様ソングなPrince「My Name Is Prince」(1993)

(作詞作曲 Prince · Tony M.) 勿体ぶって(?)今まで投稿していなかった殿下の曲。タイトルの通り、「我の名はプリンス、そしてファンキー、ワンアンドオンリーだ」と自身の曲をサンプリング、お馴染みの「アゥア!」というシャウト、そしてラップを交えながらたたみかけるように自分の存在を訴えるのですが、何もかもが強烈。聴いてるだけで自然と体が熱くなり、個人的には90年代の殿下ソングでもかなり上位に位置する曲でもあります。 冒頭から「神はまず最初に海を創り、7日目に自分を作り上げた」と歌い、暴動が起きてる街中のパトカーの上でチェーンがぶら下がったような顔がはっきり見えない「ジョジョ」に出てきそうな帽子と衣装で歌うわけですから凄まじい(笑)。そして斜めのアングルまた格好良い。 曲名に対しあえて顔を見えにくくする演出はおそらく「俺の顔なんて見なくても分かるだろ?」という挑戦的なアティテュードを感じますし、当時盛り上がってみたギャングスタ系ヒップホップの影響も有るのかもしれません。ボーリング場等に有るPVが観れるジュークボックスにこの曲が有れば大画面で観たいものです。※本格的な歌は1:30~から始まります。

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リアルタイムではないけど好きな筒美京平作品 鮎川麻弥「風のノー・リプライ」(1984)

(作詞作曲 売野雅勇・筒美京平) 「重戦機エルガイム」主題歌。すぐサビで始まる冒頭は同時期の林哲司3の作風にも通じるものがあり、その高揚感溢れるメロディラインに売野3のちょっと抽象的、だけど分かる歌詞、そして鮎川3の澄んだ声(特にこの動画で顕著)が組み合わさり筒美3が手掛けたアニメソングの中でも特に好きな曲となっています。

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リアルタイムではないけど好きな60年代洋楽 Tony Bennett「The Good Life」(1963)

(作詞作曲 Sacha Distel, Jack Reardon) 丁度今日アルツハイマーを患っていると伝えられた、近年はレディガガとも共演している90を超えてもなお現役のトニー・ベネットの曲。日本の洋楽メディアは常にロック中心だからかもしれませんが、彼やフランク・シナトラ、サミー・デイヴィスJr等といったスタンダード系(クルーナー系)歌手は欧米での支持の高さに比べて日本では存在感が希薄なのが気になる所ですが、この深い歌声と裕福な生活をどこか皮肉を込め、退廃的に捉えたこの曲は今なお輝きを放っています。