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「借金って悪くないかも」と思える話。実はあなたも日常的に借金している!?

皆さんは「借金」と聞くと、どういうイメージを持つでしょうか。おそらくプラスのイメージを持つ人は少ないと思います。しかし、時にはお金を借りることで大きなプラスが得られることもあるのです。

今回はこの記事を読むことで、「借金」について考えるきっかけになればと思います。

そもそも「借金」とは?

「借金」とは言葉の通り、「お金を借りる」ということです。では、人はどんな時にお金を借りるのでしょうか。それは「自分の持っているお金では足りないとき」ですよね。家を買う、車を買う、大学に行く、起業するなど、今持っているお金では足りないから借りる。つまり、お金を借りるということは「今持っているお金以上の価値を得ることができる手段」と言い換えることができるのです。

お金を借りる方法は大きく分けて2つあります。1つが銀行から借りる。もう1つが人から借りる。後者に関しては人間関係が崩れる可能性があるので、私はオススメしません。ですが、銀行からお金を借りることは悪くないと思います。


実はみんなも借金をしている?

人はモノを買うときにお金を支払いますよね。その際に支払う方法は大きく2つあります。

1つがその場で決済する。これは現金やデビットカードでの支払いが当てはまります。商品を買ってお金払うので、その場で取引が完了します。

もう1つが後日決済する。これはクレジットカードでの支払いが当てはまります。その場では商品だけを受け取って、お金は後日まとめて引き落とし日に支払うというもので、時間を空けて取引が完了します。

では、このお店と商品を買った人の間で、お金のやりくりをしているのはどこでしょうか?それは銀行です。皆さんのクレジットカードは銀行口座に結びついていますよね。つまり、クレジットカードで普段お買い物をしている人は、銀行からお金を借りている状態ということができます。これって、銀行から借金をしているようなものですよね(笑)。

さらに言うと、車や家を買っている人の多くはローンを組んで買っていると思います。スマホを一括で購入していない人も多いのではないでしょうか。これらも借金をしているのと同じですよね。


借金が経済を活性化している?

実はこのお金を借りるという行動が、日本の経済を支えている一つの要因なのです。先ほどお話したように、「お金を借りる=今持っているお金以上のモノを買う」ことができます。つまり、銀行がお金を貸すことで、借りた人は高額なモノを買うことができ、どんどん消費が増えることで経済が活性化するという仕組みなのです。

例:借金をして家を買う場合
銀行がお金を貸す(借金発生)

借りた人(ローンを組んだ人)は家を買う

家が売れることで会社の利益が上がる
社員の給料が上がる
社員は使うお金が増えて、良い服を買う

服屋さんが儲かり、社員の給料が増える

簡単に言うとこんな感じで、消費が連鎖していき、経済が活性化するということです。


銀行の役割

皆さんは金利という言葉を聞いたことがありますか?これは銀行からお金を借りた際に、上乗せして返すお金の割合のことです。例えば、100万円借りたとして金利が1%なら、1年後に101万円を銀行に返す必要があるということです。

ということは金利が低いと、返すお金が少なくて済むので多くの人がお金を借りに来ます。反対に金利が高いと、返すお金が高くなるのでお金を借りに来る人は少なくなります。このように銀行が金利を操ることで経済をコントロールしているのです。これによって消費に波ができ、経済に変動が起こります(経済のバランスを取ることができる)。


借金は今持っているお金以上の価値を得るための手段になる。
借金によって経済が回っている1面もある。
その分返せなかったときのリスクもあるので、うまく必要に応じて活用していくのがいいのかなと思います。




最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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