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それぞれの色、それぞれの味

質問箱に、「自分らしさってなんですか」そんな質問がきた。

俺なんかに聞いていいのかなって思うところもすごくあるけど、自分なりに答えをしっかり出してみたいと思って質箱内での回答では無くてノートにちょっと書いてみようかなって思います。

”らしさ”の定義って、皆さんはどう思いますか?

好きな服、音楽、色?

車とか、写真とか、タバコとかの趣味嗜好?

それとも、誰かに言われた「君らしい。」を貫くこと?

正直、俺はどれも正解だと思っています。絶対、それはそう。だって好きな服を着て、好きな音楽を聞いて、好きな車で、好きな人に会いにいく。

それでも、君の好きな人は「もっとこうしたら?らしくなるよ。」って言う。

最初は違和感を感じるかもしれない。だけど、その人ためにすることはそのうち生活に馴染んで、本当の”らしさ”の一部になっていく。そんなもんじゃん?って俺は思う。

だけど、こう単純には人間なかなか考えれないもので、俺も正直、悩んだこともあるし、それで自分自身を苦しめてしまったこともあるしね。

自分の思う”らしさ”と誰かが向ける感情の中の”らしさ”にはいつも矛盾があった。

大学に入って一人暮らしを始めてから自分の好きな服とか、髪とか、タバコ吸ってみたり、スケボー初めて見たりして高校生の頃に感じてた楽しいとは比べ物にならないくらいの楽しいって感情があって、やっと自分らしく生きれるようになったって感じてたけど、地元の昔から知ってる人に久しぶりに会った時にまるで別人を見るような反応だった時のギャップは今でも忘れられなくて、鮮明に残ってる。

でも、そこから自分の感情と、周りからの見え方のバランスを考えれるようになるまでいろんなこと試行錯誤して、チャレンジし続けてる。

今でもそう。

だから、本当に”らしさ”に答えなんてなくて、自分自身との対話でしか見えてこないものでもあると思う。

どちらかだけを選択し続けていたら、そりゃ”らしい”じゃなくて”作り物”になってしまうって思って、でも、それに気づいた時にはもうどこにも戻れなくなっていて、自分の気持ちで純粋に好きって思う事が何も浮かばなくなっていた時もあったんだよ。

この質問をくれた誰かが、もし今まさにそんな状況なんだったら考える事をやめて欲しいって思う。

自由でいいんだよ。

やりたい事やろう。

今こんな状況で好きな事をガッツリやるって言うのは難しい。だけど、好きな事を探すために情報収集をしたり、いつかくるその時のために準備をしたりする。そう言うことから始めてみてはいかがでしょうか?

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もう3年くらい前に撮った写真だけど、未だにこれを超えるものはないくらい一番、自分らしい写真。

written by K☺︎UKI

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