マリオットポイントとUAマイルを使って、【全部無料で行く!ビジネスクラス世界一周計画】を作ってみた~前編~
こんにちは、マリオットとUAマイルが大好き、リピスタ神です。
今月のマリボカード引き落としも200万円を超えまして、安定の毎月6万ポイント以上獲得が継続しております。
さて、昨日のYouTubeラジオでは、マリボカードを毎月どこでどのくらい使うのか、具体的な場所についてコメントさせていただいたんですけれども。
ラジオの最後部分で「ファーストクラスで世界一周も無料で行ける!」というお話しをしたところ、具体的にどういうプランになるか知りたいというお声がけをいただきました。
ということで本日は、僕がおよそ15年前くらいに世界一周したルートをベースとしながら、今ならマリオットポイントとUAマイルでこんな世界一周を計画したいなというところを深堀りしたいと思います。
ひとつ注意点としては、ラジオではファーストクラスという話をしたんですけれども、実際のところなかなか全路線ファーストというのは日程を組むのがかなり難しいので、わりと簡単に調整できるビジネスクラスを使っての旅程をご案内したいと思います。ご了承下さい。
全部無料!? ビジネスクラスで世界一周の全体像
では早速具体的なお話しに入っていきますが、今回の【全部無料で行く!ビジネスクラス世界一周計画】の大前提としては以下の通りです。
・夫婦2名
・期間はおよそ1ヶ月程度(延長短縮は自由自在)
・全旅程なるべくビジネスクラス(設定がない場合はエコノミー)
・UAマイルを基本としてスターアライアンス加盟航路を利用する
・主要都市のみに滞在する
・陸路は含めず空路のみとする
・滞在先ホテルはすべてマリオット系列
・滞在地の交通費、食費、観光料金などは含めない
たとえばバンコクから少し足を延ばしてカンボジアのシェムリアップにある「アンコールワット」に行きたい、といった寄り道はいくらでも可能です。
世界各地のメジャーな観光地の多くは、大都市から離れているケースが多く、各国のマイナーな国内線を乗り継ぐ必要がありますので、そうした部分については皆さんの趣味嗜好に合わせて調整してみてください。
それでも、メイン航路と主要都市(各国の首都など)での滞在が事実上ほぼタダになるのは費用面から非常に大きなアドバンテージになるでしょう。
【ルート1】日本からタイ・バンコク
今回使うのはUAおよびスターアライアンス加盟の航空会社なので、日本人の僕らからするとタイやシンガポールは非常に訪れやすい国になります。
まずは日本からタイ・バンコクに飛び、タイ国内を満喫します。
バンコクは世界的に見ても旅行者に優しい都市ですし、マリオットグループの選択肢も豊富です。
またタイ全土を見てみても、ポイント泊を調べると日本と比べて非常にリーズナブルに滞在できるため、個人的にはタイに長期ステイするのもおすすめです。
バンコク路線は東京や大阪、日本各地からも直行便が出ていますし、ANAやタイ航空が利用できますから、わりと簡単に、いつでも予約可能な路線のひとつです。
バンコクを拠点として、隣国のラオスやカンボジアに訪れるも良し、タイ国内ではプーケット、クラビー、サムイなど、海リゾートに遊びに行くというプランも良いですね。
またホテルについては、上から下までピンキリで、選択肢はたくさんあります。安いところなら1泊10000ポイント程度から、高くても1泊50000ポイントも出せば超高級クラスに宿泊可能です。(シーズンによって上下します。)
パタヤなど、地方都市であればあるほど1泊あたりのコストは安くなっていきますので、日本人にあまり知られていない地方を巡る旅も良いアイデアです。
【ルート2】バンコクからシンガポール
次の目的地もまた、スターアライアンスに強いシンガポールです。
シンガポールはユニバーサルスタジオ・シンガポール・セントーサやナイトサファリなど、観光地としても魅力的ですし、バスですぐ隣のマレーシアに遊びに行くこともできますので、様々な観光プランが考えられそうです。
2024年現在、UAの予約システムを見るとシンガポール航空路線の選択肢が非常に多いので、好きな日時で調整できそうですね。
ビジネスクラスは片道45000マイルです。
シンガポールのマリオット系ホテルも選択肢は多いです。
ウェスティンシンガポールに宿泊した経験がありますが、立地条件、ラウンジのクオリティなど、どれをとっても大変満足のいくステイでした。
安いところでは30000ポイント台から選べますが、利便性を考慮するならば4~50000ポイント程度のコストは受け入れたいところです。
【ルート3】シンガポールからヨーロッパ(ロンドン他
アジア圏の他の国をはじめ、インドやネパールといったディープな国も非常に魅力的ではありますが、今回は文字数の都合上割愛しまして、一気にヨーロッパに飛ぶことにします。
スターアライアンス加盟航路でヨーロッパの入り口となるのは、トルコ、スイス、ドイツなどになります。
ターキッシュエア、スイス航空、ドイツはルフトハンザです。
また、EVA航空利用のロンドン路線も出てきたので、バンコクやシンガポールからヨーロッパの主要都市へのルートは複数選択できそうです。(必要マイルも同じですね。)
検索する時期や航空会社のシステムによっても検索できる・できないが都度生じるため、定期的にチェックしましょう。
たとえばロンドンやチューリッヒに到着後、ヨーロッパ各地へは鉄道やバスなどを使って陸路で周遊するのもおすすめですし、現地LCCを活用して主要国、主要都市を転々と観光して回るのもおすすめです。
個人的にはスイスアルプスの大自然とともに、スペインはバルセロナや世界遺産アルハンブラ宮殿を有するアンダルシア地方のグラナダ、イタリアは歴史都市ローマ、水の都ベネチア、フランス・パリはもちろん、世界遺産のモンサンミシェルなど人生で一度は訪れる価値のある場所ですし、
東ヨーロッパ諸国ではチェコのプラハ、オーストリアのウィーン、ハンガリーのブダペストなども、いわゆる中世のイメージそのままに素敵なところなので、ぜひ旅行計画に組み込んでもらいたいです。
なお、ホテルについては選択肢が豊富すぎて紹介しきれませんが、ヨーロッパの物価に比べて割安で泊まれるのかなという印象ですね。
滞在費が高くつくヨーロッパでは、ホテルの朝食やラウンジを上手に活用して外食費を抑えましょう。
以上、まずは世界一周の前半戦、日本から西回りで、アジアとヨーロッパまでを見てきました。(中央アジアやエジプトをスルーするのは残念ですが)
日程は正直適当に入力しているだけなので、この数字が1年中ずっと続くというわけでもありませんし、シーズンや混み具合などに応じて変化していきますから、だいたいこのくらいという感じで見ていただければと思います。
飛行機は片道・一人当たり料金、ホテルは2名1室です。(1名1室でも必要ポイントは変化しません。)
タイ、シンガポール、そしてヨーロッパと見ていただくとわかるとおり、アジア地域の中でも日本と比べて生活費が安い国はホテルにかかるポイントも安くなる傾向があり、日本と同等程度の生活コストが想定される国では、ホテルステイに必要なポイント数も日本国内とさほど変わりません。
そういう意味では、アジアの滞在時間を長くして、その分ヨーロッパを短くする、といった工夫をすることで、数か月におよぶ世界一周を想定したとしても必要コストは抑えることができそうです。
ということで、来週の後半戦(ヨーロッパから北中米、そして日本)へと続きます。
ではまた!
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