夏は、アッパーなバカデカ感情ソングの季節❕
私は冬特有のしっとりとした「わたくしめは あなたを殺したいほど愛しています」という感じの曲(ex: Psycho, Ditto)が大好きなのですが、それはそれとして私は、夏にしれっとリリースされる、爽やかサマーソングのガワをした「ふたりでいられる永遠が訪れることを、いつまでもここから願っています!」みたいな隠れバカ重曲(ex: Stay This Way, TOUCH)がめちゃくちゃ好きで。
ということで、今回はf(x)がSTATION(昔、SMが毎週金曜にさまざまな楽曲を配信します!みたいなコンセプトでやっていたチャンネル)にてリリースした「All Mine」を和訳していきます。
この楽曲、エプらしくないといえば割とそうで、どちらかというとエンバやルナが個人で発表していた楽曲のようなイメージがあります。夏の夕暮れにぴったりな曲で、同事務所内で近い曲をあげるとすればイリチルの「Summer 127」でしょうか?とにかく爽やかで、なのにどこか泣ける、寂寥感のあるサウンドが特徴です。
この和訳にはある程度意訳が含まれています。ニュアンスの違いや文脈から判断した内容を含んでいる場合がありますので、参考程度にご覧ください。
「All Mine」という強気なタイトルの割に、繰り返し出てくる「ファンタジー」や「夢」といったワード。目の前の有り様に対して「夢みたい」であると思っていながらも、眠ったその先もこの幸せが続くことを願ってしまう。
だからこそ、記憶することで永遠を確かめる。海の香りも、白い雲も、空にかかっていた虹も、あなたのやさしい言葉も、繰り返し自分にしみこませて覚えて、私のものにする。あなたは今ここにいなかったとしても、あなたと過ごした記憶は全て私のものだから。それをひたすらに信じて、不安な夜を過ごした先に、あなたといられる永遠がありますように。
重‼️‼️‼️‼️‼️‼️
でも、こういう愛し方しかできない人がこの世には割といると思っていて。足元がふらつくようなはじめての気持ちの中で、覚えることでひとつひとつ確かめていく。もともと大好きな曲だったけれど、訳したことによってもっと思い入れのある曲になりました。私も恋人にこういう仕草を、よくしてしまうし(和訳を通したさいあくの惚気)。