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named stories①
割引あり
[コーヒー]
一種の眼鏡であるよう
雷雨に狙われていたのか
弾かれてしまう 脳裏の五線譜
声だけが響いている
深夜と早朝の間
何処へ向かうのかも 分からないから
今日もかけている
[春]
桜が息をし、花びらを吐き
声だけが響いていたのに
地に降り注ぎ 足跡が埋まり
枯れと熟れを繰り返す帯
綺麗な姿だけに 失ったら寂しいのに
終わりが見つかれば良い匂い
手で掴めれば疲れていい
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1,984字
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