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【やる気の科学】モチベーションを劇的に改善するテクニック【心理対比編】🐺

様々なやる気やモチベーションを上げるテクニックが世の中にはあります。

しかし実際問題、「手間がかかる」「時間がかかる」など、すぐに実行しにくかったり、継続しにくいものが多いことがありますよね。

もっと手軽で効果の高い方法はないのでしょうか。

そこで今回は、誰でも手軽にでき、効果の高い「心理対比」を使ったモチベーションアップ術をご紹介します。


心理対比とは

心理対比とは、

成し遂げたい目標に対して、ポジティブ・ネガティブ視点の両方を持つことで、やる気の低下を予防する思考法のこと。

心理対比を使うと、

・自分をコントロールする能力が向上する
・勉強の成績が向上する
・誘惑に強くなり、悪習慣を断つのに成功しやすくなる

など、自分の欲求や不安に打ち勝てるようになり、喫煙やお菓子などの辞めたい習慣を改善するのにも役立ちます。

心理対比のやり方

心理対比は4つの段階に沿って行います。

メリットを列挙する

自分の成し遂げたい目標が達成されたら、どんなポジティブなことが起きるか思い描く(書き出してもOK)

例えば、運動をして体型改善をしたい場合は、「見た目が良くなる」「健康になる」「モテるようになる」など、思いつく限りメリットを思い描き(書き出し)ます。

一番嬉しいものを選ぶ

次にメリットの中から、自分にとって一番嬉しく感じるものを選びます。

この際に、一番と感じたメリットのことを細かくイメージすると、さらに心理対比の効果が上がります。

デメリットを列挙する

自分の成し遂げたい目標が達成するために、どんなネガティブなことが起きるか思い描く(書き出してもOK)

例えば、運動をして体型改善をする場合は、「反動で食べすぎてしまう」「初期は筋肉痛で動くのが嫌になる」「やれない日があると落ち込む」など、思いつく限りデメリットを思い描き(書き出し)ます。

一番嫌なものを選ぶ

次にデメリットの中から、自分にとって一番嫌に感じるものを選びます。

この際に、一番と感じたデメリットのことを細かくイメージすると、さらに心理対比の効果が上がります。

非常にシンプルな手法ですが、この「心理対比」をするだけで、目標達成率が劇的に上がります。

心理対比の注意事項

このようにシンプルな心理対比になぜ効果があるかと言うと。

脳は想像と現実の区別を常に明確にできる構造にはなっていないので、

具体的かつポジティブなイメージをする

脳が「達成できそう」と思う

「頑張れば、一番嬉しいものが手に入る」と脳が認識する

という流れで、自分では「できるのか?」と思うことでも、脳では無意識に達成への意欲が湧いてきます。

しかし、ポジティブなイメージをする作業だけで終わらせてしまうと、脳がそれだけで満足し、すぐにやる気が失われて実行しなくなってしまうので、

具体的かつネガティブなイメージをする

脳が「こういうデメリットも発生する」と思う

「デメリットさえ乗り越えれば、一番嬉しいものが手に入る」と脳が認識する

という流れで、ネガティブを乗り越えていく意欲が湧き、やる気が継続していきます。

つまり、人生ゲームのように「良いこと」もあれば「悪いこと」もあると、予め認識しておけば、ネガティブなことが起きても挫折せず、一番手に入れたい目標のために、意識だけでなく、脳の無意識もやる気になって実行できるようになるということです。

手軽にできる手法なので、ぜひ試してみてください。

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