見出し画像

悩みや迷いなどの問題解決能力を劇的に上げる方法

まず結論をお伝えします。

問題解決能力を劇的に上げる方法は、

ソクラテス式問答法を活用する

実践することで得られるメリットは、

論理的思考力がアップする
自分と他人の考えを深く理解できるようになる


用語の意味と具体的なやり方については、この後わかりやすく解説していきます。

あなたは自分や他人の問題を解決する能力は高いですか?

「いつも自分や他人の悩みは簡単に解決できる」
「他人の問題に的確なアドバイスができない」

など、自信がある方・ない方、どちらもいるでしょう。

しかし、どちらの場合でも後から

「もっと良い解決策があったな」
「もっと良いアドバイスをしたかった」

と思うことは誰しもあるでしょう。

自他問わず、問題が発生したときに解決できる能力をさらに高める方法はないものでしょうか?

そこで今回は、問題解決能力を上げる手法「ソクラテス式問答法」について、具体例を挙げながら紹介します。


ソクラテス式問答法とは?

「ソクラテス式問答法」とは、古代ギリシャの哲学者ソクラテスが用いた教育方法で、対話を通じて問いかけを行い、考えやアイデアを深掘りする手法のこと。

「自分のやり方のどこに問題点があるか探って改善したい」
「相手の何が問題の原因になっているか本人に伝えたい」

など、自分に対して使えば自分の考えを深掘りでき、他人に対して使えば相手に気付きを与えることもできます。

ソクラテス式問答法のメリット

そんなソクラテス式問答法を活用すると、様々なメリットが得られます。

論理的思考力がアップする

ソクラテス式問答法は論理的な質問を繰り返す手法なので、普段から使うことによって論理的思考力が鍛えられます。

自分と他人の考えを深く理解できるようになる

自分や相手に対する問いかけを通じて考えを見直すことで、新たな視点を得たり、思考を整理し深める手助けをしてくれます。

それを通じ、自分と他人のことを深く知ることができます。

ソクラテス式問答法の実践例

では、実際にどうやって実践すれば良いのか、日常的な状況での具体例を紹介します。

自分へのソクラテス式問答

例:サブスクを解約しようか迷っている自分の場合

質問: 「なぜこの動画サブスクに加入してるの?」
回答: 「ストレス発散したいから」
深掘り: 「最近、動画見てないこと多くない?」
回答: 「そういえば、見たい動画がないから何ヵ月も見てないかも」
さらに深掘り: 「解約しても問題ないんじゃない?」
回答: 「確かに。解約しても、見たい動画が出たら再加入すればいいから、すぐ解約しよう」

他人へのソクラテス式問答

例:作業の必要性に疑問を持っている他人の場合

質問: 「なぜこの作業をやらなければいけないと思う?」
回答: 「社長の指示だからです」
深掘り: 「指示でなかったとしたら、この作業はやらない?」
回答: 「完了まで時間と労力はかかりますが、必要性はあります」
さらに深掘り: 「どんな必要性がある?」
回答: 「この作業を行うことで、作業効率が大幅に上がります」

このように、論理的な質問で深掘りすることで、自分や相手に気付きを与えたり、思考を深める効果があります。

ソクラテス式問答法の注意点

ソクラテス式問答法を使う際には、いくつか注意点があります。

これから紹介する点に気を配らないと逆効果になる場合もあるので、意識して行ってみてください。

相手を尊重しながら進める

相手に繰り返し質問をすることで、しつこさを感じたり、責められている気分を感じさせてしまうことがあります。

そうならないように、相手の意見や考えを尊重し、相手の回答に対して適切なフィードバックを行うことで、建設的な対話ができます。

回答を急がず思考を深める時間を取る

自分・他人、どちらの場合でも、考える時間を充分に持たないと、深い思考に至ることができません。

質問と質問の間に間を置いて考える時間を作ったり、時と場合によって別の視点に気づくこともあるので、日を改めることも効果的です。

ソクラテス式問答法は、自分や他人の思考を深め気づきを与えるのに効果的な手法です。

自分や他人が悩んでいる時、迷っている時など、様々な場面で使えるので、日常に取り入れて実践してみてください。

人気記事も下のほうにあります。
向上ライフが選んだ、この記事に関連するおすすめアイテム。
(実際に購入した方の口コミはリンク先でご確認ください。本によってはkindle版やkindle unlimited(無料読み放題)版があります)

向上ライフが今まで紹介したすべてのアイテムはこちら↓

スキやフォロー、シェアしていただけると嬉しいです(≧◇≦)

良かったらサポートをお願いします。 いただいたサポートは、執筆活動に活用させていただきます。