情緒と機能
koujitsuの早坂(@yuhayasaka1031)です。
思考の言語化シリーズです。
ブランディングの領域で、「情緒的価値」と「機能的価値」という言葉が出てくるのですが、koujitsuではこの考えをよくリーダーシップやマネジメントの側面で使います。
情緒は感情でリーダーシップを発揮すること、機能は論理やスキル、仕組でリーダーシップを発揮することを指してます。
もちろん、情緒と機能どちらもバランスよく持っていることが望ましいです。
会社の目標はこれ、部署の目標はこれ、だからあなたの目標はこれ。と、論理的に説明されると、理解はできても、納得はできないかもしれない。
なんでそのきつい目標をがんばらないといけないのか?その先に何があるのか?をうけいれて、考えて、かみ砕くには、そもそも、「この人・チームとがんばりたい、この人のためにがんばりたい、ついていきたい」と思われる、情緒的な信頼関係の土台が前提になります。
情緒と機能は、たいてい、どちらかに得手不得手があります。
ちなみに早坂はハイパー機能に寄っている人です。
情緒を、機能的に鍛えることはできます。たとえば、相手のジェスチャーや思考の傾向を知って会話をする心理学的なアプローチや、話し方や表情を工夫する、いわゆる「演技」的なアプローチなど。
あとは自分が情緒的体験をするなど。(小説や映画を見る)
ただ、そもそも誰もが仲良くなりたいと思うような人当たりのいい人と、ちょっと近寄りがたい人というのはいて、何かをやったところで劇的に変わることはあんまりないと思います。
個人として、情緒面を工夫することは継続しつつも、組織的な解決でいえば、情緒にたけた人、機能にたけた人でそれぞれ組織の役割を補完するほうが合理的なのかなと思っています。