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自叙架空#52

 

デートの待ち合わせ場所で立っていると、後ろから目隠しをされ、だ〜れだ、と声が聞こえてきた



彼女の名前を呼び、振り返って後ろを見た



彼女どころか、見渡す限り人っこ一人いなかった


          
           コウ

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