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未経験者が多いにも関わらずきちんとサービス提供できている理由

こんにちは。税理士法人ともに代表社員税理士の入江康二です。いつも当ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。

本日は未経験者が多いにも関わらず、きちんとサービスが提供できている理由をお話します。

先の記事のとおり「当法人は相続を専門としているが故に経験者の採用が難しい、むしろ不可なので未経験者採用を前提に育てていく方針」です。今いるメンバーの8割以上が未経験で入社しているにも関わらずなぜ問題なくサービスが提供できているか?色々な理由がありますが、一番大きな理由は「採用基準」にあるのではないかと考えています。

一般的な採用基準としては、税理士業界あるあるで「簿記2級以上」「税理士試験2科目以上合格」「実務経験1年以上」みたいなものがあります。また、「当社の理念に共感し、明るく前向きな・・」みたいなものも良く見かけます。本日のテーマのとおり当法人は簿記の勉強したことがなくても、そもそも理念なんて無い(商売だと考えているので利益が出れば良い)ので共感すべきものなどなく(むしろ同じだと気持ち悪い)、暗くて後ろ向きでもメリットは大きいと考えています。なぜかというと暗い≒自分の気持ちを表現するのが不得手、だと思うのですがそれって悪いこと?と思うのです。自分がそうであるがゆえに感受性が高く、普通の人より人の気持ちを理解することができるのでは?と思います。後ろ向き、ということは慎重であることの裏返しです。私達の仕事はミスの許されない仕事です。自分を疑って何度も作成した書類をチェックすることでミスを防ぐことでクオリティは上がると考えているので、よくある採用基準ではありません。

具体的な採用基準はHPに記載していますが、根っこの部分でいえば「当法人で仕事をすることで組織に利益をもたらしそうか?その方が幸せになれそうか?」ということを考えながら面接を含めた採用活動をしています。近江商人の「三方よし」をイメージ頂けると良いでしょう。法人設立以後、この考え方に変わりはありませんし、この考え方は採用だけでなく毎日の職場環境において、表現し続けています。

やる気とポテンシャルがあれば後は仕事を通じて成長していきます。成長速度の早い遅いは個人差が多少ありますが、そこはあまり気にしません。遅くとも着実に成長しているメンバーもたくさんおりますので、この記事をご覧になって是非私も頑張りたい、と思う方がいらっしゃればご連絡頂けると嬉しく思います。


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