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マンホール探訪記

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ときには立ち止まり、足元を見つめる。
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2015年11月の記事一覧

茨城県鉾田市(青山、美原地区)のマンホール

茨城県鉾田市(青山、美原地区)のマンホール

 店先で売られているメロンには、T字型のつるがついているが、あれは一本のつるから一つだけしかメロンを作らなかったという証なのだそうだ。
 メロンは、根元に近いほうから大きくなるので、つるをT字型に切ると、その先のメロンは小さいまま駄目になってしまう。なのであらかじめ一本のつるにメロンを一つだけ残し、あとは間引いてしまい、栄養をその一つのメロンにすべて注ぎ込むのだ。そうやって手間暇をかけた証拠が、あ

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茨城県潮来市のマンホール

茨城県潮来市のマンホール

 便りがないのは元気な証拠とよくいうが、震災や大きな事件が起きたら、状況はまったくことなる。
 今回のフランスでのテロ発生時、Facebookの非常事態時における安否確認機能がとても役立ったのだそうだ。
 東日本大震災が起きた時には、Twitterのサーバーはダウンしなかった。
 Twitter社の一人のエンジニアが、段ボール箱に入っている未開封のサーバーがコンピュータールームにあることを思い出し

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東京都東大和市のマンホール

東京都東大和市のマンホール

 東大和市にある多摩湖は、都民のための水がめとして人工的に造られた湖で、正式な名称は、上村山貯水池、下村山貯水池という。
 煉瓦造りの取水塔が、景観のなかで印象的なアクセントになっていて、市のマンホールにも、その取水塔がデザインされている。

 ここは桜と紅葉の名所でもある。
 関東地方は、もうすこしで紅葉の見頃。

千葉県富里市のマンホール

千葉県富里市のマンホール

 モンゴルには、馬乳酒(アイラグ)という、馬の乳から作られるアルコール分が三パーセントほどの酒がある。
 馬の乳は、牛乳とは違って、生で飲むと下痢をしてしまう。しかし、それを醗酵させれば飲むことができて、しかも、長期間保存しておくこともできる。
 野菜や果物をあまり食べないモンゴル人は、この馬乳酒と茶からビタミンを補給する。

 人類の歴史で、もっとも古い遊牧民は、前六世紀から前三世紀にかけて活躍

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茨城県石岡市のマンホール

茨城県石岡市のマンホール

 獅子舞は、日本全土にある伝統芸能だが、石岡市の祭りでは、獅子が幌を被せた小屋を引っ張って行くという独特なもので、石岡市のマンホールには、その「幌獅子」が描かれている。

茨城県牛久市のマンホール

茨城県牛久市のマンホール

 河童は、天狗や鬼と並んで、古くから日本人に愛されている妖怪で、各地にその伝説が残されている。きゅうりが好物なので、きゅうりの細巻きのことを、別名で河童巻きという。
 しかし現在では、目覚ましいほどの科学技術の発展によって、伝説上の動物たちはすっかり居場所をなくしてしまった。

 牛久市に面して広がる牛久沼は、河童伝説が数多くある沼で、昔から、河童の里として地域の人々に親しまれている。
 その牛久

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茨城県つくば市のマンホール

茨城県つくば市のマンホール

 なにやら、おもいついた物を、そのまま適当にぶち込んだかのようなデザインである。
 まず目に飛び込んでくるのは、スペースシャトル(?)のようなものと、謎の惑星だ。

 背後には、筑波山が屏風のように控えていて、ますますごちゃまぜ感を増している。

 つくば市には、筑波宇宙センターがあり、学術研究都市をアピールしたマンホールとなっている。