自分で考える・自分の意見を持つ必要性

自分で考える事、自分の意見を持つこと

日本人には、特に足りていないだろう
私は、システムエンジニアとして大手システム会社に準委任で常駐している。
その中で、痛烈に感じるのは、9割の人が受動的な行動を取っている事だ。

私はベンチャー企業の経験が長く、フリーランスになってから、意外に日本の大手企業の組織を外部の視点で見る期間があるのだ。

そこで、意外にも時分は能動的な行動を取って、現場で評価を受ける所が意外に感じている。
私は、普段通りに仕事しているだけなのに、どうも周辺の人の行動に違和感を感じるのだ。
しかも、社員である大手企業の方が、非常に組織の中で縛られており、優秀な頭脳を持っていると感じるのだが、窮屈に思考や行動が制限されているように感じるのだ。

受け身になってしまう理由

どうして、このように、受け身になってしまうのだろうか?
それには、私の経験から、以下の仮設を立てている。
実際に感じるのは、以下の3点である。
<3つの現実>
・会社の上から降り注ぐ、従うための空気・圧力が強いという事。
・大企業の正社員である事、そこに居続けたいという思考が強いという事。
・大企業の正社員は、責任を持たず、業務委託メンバーに責任を投げている事。

この事は、まさに日本社会に通じると考えられるだろう。

責任と権限は、共にあるべき

多くの人は、責任を持ちたくないものだ。
そして、時分は正しいと思いたいものだ。
もし、時分に責任の可能性があるとすれば、人のせいにして、時分は責任から逃れた方が都合が良い。
誰でも、他人から文句を言われたく無いから、文句を言われる状況を避けるのである。

ある人は、偉そうに他人を批判し、ダメ出しをする。
しかし、どうすべきか・改善すべき所は言わない。
良く目にする光景だ。
この本質は、単に自分は悪くない、偉そうにダメ出しした人は、単に自分が責任が無いと主張しているに過ぎない。
なぜ、そう考えられるのかを説明しよう。

本来、あるべき指導の姿は、成功するために良い価値を生み出す事である。
良い結果を出す方向に導く事は、ダメ出しするだけで、具体的な改善策が言えないようでは、全く意味がない。
本気で良くするのであれば、気分を害せずに、具体的な改善につながる行動へ導くべきであろう。
多くの人は、責任を取りたくないのだ。
後で自分が悪者になる事を避けてまで、成功を目指す事を捨てているのだ。

では、どうあるべきなのか?

責任というのは、権限と共にあるべきである。
本気で結果を求めるのなら、そこに権限は集まるのが、自然の摂理だ。
本気で成功するために、行動して行けば、仕事は自然に集まってくる。
多くの人が責任を取りたくないため、責任の伴う仕事が集まってくる。
そして、責任の数だけ、期待値も高まってくる。
他人から見ると、責任が離れて、安堵しているのだ。

そこで、考えて見てほしい。
①責任がある状態
②責任が無い状態

どちらが、楽しい状態になるのだろうか?
考えて見てほしい


責任の無い状態

責任の無い状態

それは、一体、何の価値がある状態なのだろう?
責任があるから、よしやろう と思えるのでは無いだろうか?
当たり前に出来る事ができて嬉しいか?
できそうも無い事をやる事に価値を感じないか?
責任を逃れる行動に、何か価値を感じられるのか?

責任の大きさは、価値の大きさ、そして権限の大きさ

結果として、責任を果たせ無くても、良いのだ。
責任を果たそうとする事に、価値がある。
価値とは、他人から期待させる事だと思う。

なんだか出来そうだ、と思われたら、価値を出していると思う。
それで良いのだと心底思う。

日本には、責任を取りたくない人が多すぎると思う。
自ら価値を放棄した人達である。
私は、そんな人になりたくない。

むしろ、徹底的に責任を奪って、徹底的に自分の価値を上げてやろうでは無いか。
まわりから、自分への期待値が上がっていけば、自然に価値も大きくなるのだ。
そして権限も大きくなり、自分の思う通りに、自分の意志が反映されて物事が動くようになるのだ。

日本社会は、ぬるま湯だ

日本社会は、ぬるま湯だ

日本社会の実態は、こんなものだ。
責任を取らないとは、何もしない事を希望していると同じだ。
もし、あなたが、何かやってやろうと思うなら、日本社会が、ぬるま湯に見えることだろう。
海外に目を向けてみれば、落ちていく日本の理由は実感できる筈だ。

ぜひ、落ちていく9割の日本人の責任を奪い、貴方も楽しく活気ある人生にして行く事をオススメしたい。
責任があった方が、絶対に楽しくなる。
自分の価値も高まるし、権限も高まる。
いろいろな影響力も高まり、楽しくなるのだ。
責任というのは、進んで手に入れたい程、良いものだと、貴方には気付いて欲しい。


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