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2024/06/30 怒 vs. 恕

 おはようございます🙏
 一手間かけると恕(じょ 思いやり)になり
 手を抜くと怒(ど 怒り)になります。

 私は人の上に立つ立場は経験したことはありません。
 でも、役所時代に上司に行き違いから逆恨みされて、そのまま7年後に退職に追い込まれた事があります。
 それまでの16年間は、病のきっかけを得たことを除けば順風満帆だったのは間違いありません。それまで出会った上司のほとんどは「恕」の人達でした。
 ほとんど、といいますが、間にいた数人は「怒」でした。そして、最後の8年間は昇給なし、昇格なしの内部罰則(なので行政処分ではないから訴訟は起こせない)でした。
 それを用いた人事、私はずっと恨んでいました。今も許してはいません。許さない、ということは道義に照らせば許せないということであり、内面では向き合えば今を失うから向き合い続けないというだけの意味です。
 しかしながら、何事も一手間かけると丸く収まるんですよね。それは、相手に対する心、つまり思いやり(恕)があるからです。ぞんざいに扱えばそれは怒り(思いやりを欠いた心、怒)になります。
 自ら進んで自らを傷つけ何かを失っていく人生、嫌ですね。うしろばかり振り返るのもその営為だけで現在を塗りつぶす訳ですから、一歩の前進もない訳です。前を見て歩くという事には、それなりの理由があるのです。
 自らを大事にして他も大事にして前を見て歩く、それでもダメでも、後ろを見て自らを傷つけるよりは良いと私は思います。

2024/06/30 ここまで
6月最後ですね。明日は関東は雨らしいです。良い一日を。

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