オフコース「もう歌は作れない」は、なぜ参考になるのか?

私は 2ミックスの勉強をしている。

私が現在目指している2ミックスは以下のようなものだ。
1:各楽器の動きがしっかり聞き取れるもの
2:広がりが感じられるもの
3:音圧が十分にあるもの

今回はオフコースの曲「もう歌は作れない」に触れる。


この曲は「オフコース Gratist  Hits 1969−1989」のDisc1に収録されている。
この曲では、その美しいコーラスワークもさることながら、見事なストリングスアレンジが聴ける。

個人的にミックスのポイントは以下の通りである。
・各帯域のメインがはっきりしている。
(低域:ベース、中域:ストリングス&コーラス、高域:コーラス)
そのため、曲が面で感じられる。
・ピアノの位置が極端。左に全振り。これにより、コーラスとストリングスを邪魔せず、コード感を出している。
・シンバルの高域が控えめ。これにより、シンバルと同じかその上にコーラスを位置することができる。

今回は、前回と少々異なり、定石に近いミックスの例になった。

定石に近いものの、ピアノ全左振りやシンバル高域控えめ等のテクニックも見ることができる。

オフコース「もう歌は作れない」は
定石を元にプラスアルファした例であるため
非常に参考になる。

ちなみに
今回はアプリ版で記事を書いてみた。
出来上がりのイメージがすぐ見れないので、少々使いづらく思う。
慣れればまた変わるかも、しれないが。

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