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飲んでカラオケに行くテンプレ的な大学生

大学生はお酒に触れる初めての年となる。そんな人たちは、お酒を飲むことが正義!と言わんばかりに毎週、なんなら毎日のように飲み会をする。

そこで、お酒を飲むという行為の後に必ず付き纏うものがある。

それはカラオケだ。

人は酔っ払うとカラオケに行きたくなるという習性がある。しかも、それは毎回のように行われ、不思議なことに、どこの大学生と飲んでもカラオケに連行される。

生産性は全くない。マイナスをゼロに戻すための場所であるからだ。
テンションの高い酔っぱらいたちは酔って呂律も回らないのにでかい声でその持ち前の美声を披露する。恥を捨てたものたちの生き様を見るのは非常に滑稽である。
飲み屋街にカラオケ屋が多く立ち並ぶのは大学生などの若い時に覚えた酔ったら恥を捨てストレスを発散するユートピアへの段階であり、カラオケの需要は多くはそこにあるように思われる。

人が変わったように溜まったものを吐き出し、次の日には少しの気持ち悪さを残しながら、何事もなかったかのように日常に戻る。

こんな毎日を過ごす大学生に幸せな未来はあるのかと少し不安になる今日この頃である。
何年後かには、嫁や子供、仕事の話などで、ストレスを飲み会でぶちまけ、カラオケに行ってストレスを発散する。そんなルーティンができているのではないかと不安に思う。

それが幸せに思えるなら良い。

幸せになれ。