#12 ラジオと音声技術 【情報リテラシー論】【長岡造形大学】
近年、音声技術をAI音声合成技術を活用したシステムや商品が多く出回るようになりました。打ち込んだ文章をひろゆきの声で再生できる、「おしゃべりひろゆきメーカー」が話題になったり
マイクを通した自分の歌が有名歌手の歌声や癖に変換される「なりきりマイク」
「フォントのように手軽に色んな声を使える」をコンセプトに開発された、声を登録&音声読み上げなどに利用できるサービス「CoeFont」など、
多種多様なサービスが日々開発されています。
ただ課題もあります。AIの表現の豊かさの問題や、
自分の登録音声をなりすまし詐欺に悪用される可能性も。
便利さとともに危険性を前もって知っておく必要がありそうですね。
加速するポッドキャスト市場
海外ではラジオが人気です。しかし日本での人気は今ひとつ。1日あたりのラジオ聴取時間で比べると、イギリスやフランス、ドイツの聴取時間は日本の約6倍にもなります!車社会が関係しているのかも?
ラジオと同じように、新たにポッドキャストが人気を高めています。
ポッドキャストとは、誰もが自分のラジオ録画番組を配信でき、他の人の番組も聴ける音声サービスです。Spotify、soundcloudなどが有名ですよね!
RSSシステムを採用しており、簡単に様々なプラットフォームに自分の番組を配信することができます!このお手軽さが人気を呼んでいるのかもしれません。
いつでも、どこでも聴けるサイマル放送「radiko」
インターネットを介したラジオサービスは「らじる☆らじる」や「ドコデモFM」などがありますが、中でもメジャーなのが「radiko」です。
放送中でも最初から巻き戻して聴けるタイムフリー機能、有料のエリアフリー機能などを備えています。web版に加え、スマホアプリも。
一方、テレビはタイムフリーではありません。リアルタイムで見るほかなく、途中で見始めるか本放送が終わってから録画で見るかどちらかの方法しかないのです。
また、SIM、ネット環境なしでもスマホに接続すればラジオになるというイヤホンなども開発されています。防災用に一つ持っておくと安心ですね!
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情報リテラシー論 担当教員
イーンスパイア株式会社代表取締役
ネットビジネス・アナリスト横田秀珠
https://yokotashurin.com
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