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祖母、上京する孫2人にお寿司をふるまう。

昨日、三女から電話が掛かってきた。
祖母の家に行き、大学合格祝いと、次女の上京記念にお寿司をとり、パーティーをしたようだった。

私の夕食はというと、野菜カレーをつくり食べている最中だった。
電話がとても嬉しかった。なぜなら、祖母の携帯に、ビデオ電話の機能がついていないからだ。祖母と私は度々電話をするが、いつも顔を見ることができない。
たまには顔を見たいなあ、と思ったりする。
今日は三女がスマートフォンから掛けてくれたので、祖母の顔をみることが出来た。液晶画面になれないようで、顔をしかめている。

最近になって思うことだが、祖母は実は電話が苦手なのでは。
私が物心つくころから、家族の間で、祖母からの電話は祖母が一方的にぶちっと切ることで有名だったが、ビデオ電話にしてみると、祖母が電話の時にどんなようすでいるのかがわかった。

ビデオ電話だと、話すことが無い状況で顔をみたり、背景を見たりすることが出来るが、祖母は少しの間ができるのも、嫌そうな感じであった。

わたしの家を見たいと言ったのでキッチンを見せたとき、明らかに態度が変わった。
昨日、スーパーでおすしが半額だったので大きいサイズを買って食べたのだが、それのパックが置いてあったのだ!それをみたのではないかと、私は予想している。
祖母は、節約にとても厳しい。自分が節約をしているだけで終わらず、他者が少し贅沢をするのにも厳しい。
わたしはまだ学生の身分で、お寿司を買って食べていることが許せなかったのかもしれない。
キッチンを見せた後、あまり話さなくなった。
下を向いて座っていた。
(真相はわからない。確認できない。)

祖母には、はやくスマートフォンにしてほしいと思ったものだが、いやはや、これは要注意だな。

今、三女に、祖母の様子はどうだった??と聞いたら、「ぜんっぜんそんな様子はなかったよ」次女は「スマホの画面で疲れたんじゃない?」って。
たしかにそうかもしれない。考えすぎた。
祖母の節約を自分が内面化してるのかもしれない。笑 

真相は藪の中…である。笑

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