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『料理人×Foodtech』の型を創る。

近年Foodtechという言葉を良く聞く。

『Food×Technology』

まだまだ飲食業界(一次産業含む)はテクノロジーが浸透していない。それが良い悪いではないけれど、もっとテクノロジーの力を信用して良いと思っている。顧客管理や決済システムだけでなく、もっと業界の根本的な課題解決になるテクノロジーとの共存。

料理人も生産者も本当に良いものを作っているが、知られてないがゆえに苦労している人は多く、どんなに良いものを作っても情報過多の現代では知ってもらうこと自体が難しい。それでも職人と言われる人たちは良い物を作り続け、その技術を絶やさないように日々努力している。

しかし、良いものを作っているならば、作る事も大切だが、伝える事にもっと注力して欲しいと僕は思う。ただここには得手不得手が存在するので、誰もがそこに力を入れる必要はない。だからこそ、テクノロジーの力(をうまく使える人も含めて)に頼ってみても良いのではないか?


テクノロジーといってもその役割は様々で、近未来的な機械や技術のことばかりではない。いわゆるITの力を借りることや、データを管理することで、再現性や煩雑な業務の改善や効率化もされる。見せ方次第で集客や購買率も劇的に変化する。そんな当たり前のことも知らない人が圧倒的に多いし、そんなことしなくても売れるものが本物だ!というような意見もある。

今までやってきていないことに対する拒否反応や、嫌悪感もあると思う。いきなり野菜の事も詳しくない人にITの話をされても聞き入れないのもわかる。

でも、誰かがアクションを起こして変化を受け入れないと、業界全体として成長が遅れてしまう。テクノロジーを使う事で業務が改善され時間が生まれ、労働環境も良くなり心の余裕も生まれる。出来た時間でより良く伝えるにはどうかを考えることができるはず。長く働くことを美德にしてはいけない。

職人にこそ適材適所を。

職人とは技術がある人のことだ。素晴らしいものを生み出すことができ、その卓越した技術で人々を感動させる。しかし職人は生み出す人で販売のプロではない。

このツイートに僕は深く共感した。

ここでは料理人と書いてあるが、様々な職人が同じだと思う。モノづくりのプロだけど販売のプロではない。しかし作って売るを自分で完結させなければならケースが多く、結果どちらもうまくいかなくなる。SNSなどをうまく使っている人もいるが、レストラン業界でシェフ個人が全てを管理しているパターンはまだまだ少ない。

売るというのは本当に難しい。特に僕の場合は自分で自分の商品の良さを説明し、自分で自分の価値を上げないといけない。商品のことだけならまだしも、自分の経歴までとなると自分では説明しにくいし、すごいダサいことになる。『私料理がめちゃくちゃ上手なんです!』とは言えない。少なくとも僕はいやだ。

しかし自分一人でやるならば、全てをプロデュースしなければならない。好きとか嫌いではなくやるしかない。それが自分の作った商品のためであり、一緒に働くスタッフのためであり、会社のためだ。もちろん自分と家族の生活を守るためでもある。シェフとして雇われている時は自分の見え方とプライドを守ることだけ考えていれば良かったかもしれない。でも自分で会社を起こし、守るべきものが増えた今は、自分のプライドなんてチンケなものはどうでも良い。

大切なのは会社を継続させる売り上げと、スタッフの成長できる環境、そしてみんなが幸せになれる時間を生み出すこと。それが出来ていれば十分だと思う。有名になるのも良いが、外面だけで経営が上手くいってない偽物にはなりたくない。

だからこそ、僕はテクノロジーとの共存を目指す。もっと職人が作ることに専念できるように、そして作ること以外にも関心を持ち、パートナーを見つける。目先の利益ではなく、共存することで持続性と再現性を高める。そして確かな技術と伝統を100年先の未来へと守り続ける。


その為には誰かがカタチを作らなければなりません。だから僕が作ります。

一人の料理人が作ったプロダクトがどこまでいけるのか。

料理人だけでは開けない扉が必ずあり、それをどう開くのか。

多くの技術ある職人さんが同じ可能性を持っており、誰にでもそのチャンスがあること。

テクノロジーは過去の技術を衰退させる敵ではなく、新たな可能性と在り方を示してくれる大切な仲間だという事を。


『料理人の新しい独立の仕方』


この可能性を示せるように。




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