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鳴尾記念

近走を中心にざっくり全頭診断 ➡ 最終追切を素人ながらに判断 ➡ 枠順決まって隊列予想 ➡ 印をつけました(イマココ) ➡ 馬場の回復次第では入れ替えするかも?www

◎4.フェーングロッテン
〇2.カラテ
▲14.ソーヴァリアント
△7.マリアエレーナ
★12.ボッケリーニ
 15.スカーフェイス

何か上位人気馬ばかりになってしまった。いつしかカラテが3番人気になってるし…。穴党としては不本意なので印を入れなかったが1頭だけ8.ワンダフルタウンを添えておく。

最終追切を踏まえた上位評価馬

A:フェーングロッテン・マリアエレーナ
B:カラテ・ソーヴァリアント・ヒンドゥタイムズ・ボッケリーニ
C:グラティアス・スカーフェイス

うん。好きな馬が上に並んだなw
混戦模様の印象が強く、上記以外でも馬券内に紛れてきそうな馬も何頭か…。
やはり枠順出るまでは何とも言えないかな?更に天候とバイアスを加味した判断が必要ですね。


⬇️  ココからは各馬の寸評  ⬇️

アドマイヤハダル

(岩田望、57kg)
前走:都大路S(京都1800 良)3人気2着
タイム:1.45.9(33.1)鮫島克、57kg
馬体重:496kg(+6kg)
内ラチ沿いを5番手追走(1000通過は1.00.1)、4角を出て内ラチ沿いを33.1の脚で前を走るバジオウを捉えたが、外を回したエアファンディタにゴール手前で差され(33.0)てタイム差なしの2着。
2021皐月賞は4着、2022中山記念は3着と勝ち星こそないが重賞実績はある。阪神2000は2年前に2勝しており距離延長もプラスとみるも、相手関係強化をどう判断するかが鍵。内枠を引き当てることができれば…。
最終追切:直線の反応はイマイチに映る。積極的に買いたいとはならない…

インダストリア(回避)

(未定、57kg)
前走:ダービーCT(中山1600 良)3人気1着
タイム:1.33.2(33.4)戸崎、56kg
馬体重:498kg(-8kg)
スタート後7番手追走(600通過は35.4)、3角~4角で徐々に追撃を開始し外を回して7番手のまま直線へ。先頭のベヌレスなどを抜き去ると、さらに外を回したジャスティンカフェ(33.4)に追いつかせず、そのまま1着でゴールイン。
安田記念登録していたが除外対象となり、上位馬の回避がない限り鳴尾記念に挑戦となる。安田記念への登録をしていたことからもメイチ仕上げで来るとは思われるが、2000は昨年の弥生賞(2人気5着)以来。マイル路線で走ってきただけに距離延長をどう捉えるか?がポイント。血統的には距離は問題ないと思われるが、馬体はマイルを目指している点は懸念視したい。
最終追切:伸びは悪くないような印象も、やはり距離が気になる不安のほうが大きい…

インプレス

(鮫島克、57kg)
前走:メトロポリタンS(東京2400 稍重)7人気10着
タイム:2.29.1(34.4)鮫島克、57kg
馬体重:522kg(-6kg)
終始14~15番手を追走(1000通過は約62秒)し直線へ。この馬場ではスロー展開でこの脚では前に届く術もなく、見せ場のない競馬だった。
同レース出走の上位陣は目黒記念に歩を進めるも馬券には絡んでおらず、レベルが高かったとは言い難い。キズナ産駒につき距離は不問にも思えるが、2400以上を主戦としてきたことから距離短縮も歓迎とは言い難い。
最終追切:加点要素はなしにつき、今回は見送り。

カラテ

(菅原、57kg)
前走:新潟大賞典(新潟2000 不良)5人気1着
タイム:2.03.8(36.0)菅原、59kg
馬体重:534kg(-2kg)
セイウンハーデスが逃げる5~6番手を内ラチ沿い追走(1000通過は1.01.6)、直線では4番手につけ後続組から唯一逃げ馬に迫る。不良馬場の中59kgを背負いながらもゴール手前70~80mで抜き去り、3/4馬身差をつけて勝利と地力の差を見せつけた。重賞レース常連組であり昨年は掲示板を逃したのはG1を除くと1回だけと安定感も抜群。前走の反動は不安要素として挙げられ、上位人気が想定される大阪杯組との能力差は計る必要はあるが、斤量-2kgとなることからも馬券内は狙えると判断。
最終追切:反応はGood!タフな前走の反動も気になっていたが、不安は軽減された。後は天気と枠順次第だが、よほどでなければ積極的に買いたい1頭。

グラティアス

(北村友、57kg)
前走:マイラーズC(京都1600 良)8人気12着
タイム:1.32.1(33.2)デムーロ、57kg
馬体重:494kg(-2kg)
出遅れはなかったものの行き脚つかず、最後方からの競馬(600通過は34.4)。1枠1番ながら外を回す展開で直線も最後方から。上り2位タイの脚を使っても、強い馬たちが前でしっかり伸びていては(勝ち馬のシュネルマイスターは上がり32.9)届くはずもない。ハーツクライ産駒だけに距離延長は不問とみられるが、近走は1600を主戦としている。前走と同様に相手は強く、掲示板が精一杯の印象。
最終追切:前走の最終追切より好印象でしっかりと伸びている。距離不安は残すものの、馬券妙味から抑えておきたい。

サトノルークス

(荻野極、57kg)
前走:2021目黒記念(東京2500 良)13人気15着
タイム:2.34.7(33.6)大野、55kg
馬体重:480kg(-4kg)
前2頭が大きく逃げる展開で内ラチ沿い9番手を追走、3角~4角で後続に捲られ直線は17番手。スローゆえに33.6の脚(最速はウインキートスの32.5)で追っても届かず15着。
2019菊花賞2着(8人気)の実績を有するが、2年ぶりのレースであって評価はしづらい。調教過程をもって後日判断。
最終追切:明らかに重いという印象。1~2回使ってからでないと厳しそうな雰囲気。

スカーフェイス

(西村、57kg)
前走:ダービーCT(東京1600 良)13人気13着
タイム:1.34.2(33.4) 横山和、57kg
馬体重:458kg(-6kg)
後方から2頭目(出遅れたトーラスジェミニの前)で3角へ。4角を内ラチ沿い追走で順位を上げ、6~7番手直線へ。上りは1着のインダストリアと同じ33.4の脚を使っており、直線でも伸びはあった。しかし、前を走る馬と同じ脚では届くはずもなく、さらに脚色の良かった馬にも置いて行かれ13着。
1600では忙しく、距離延長となる今回はプラス材料と判断できるも、過度な期待はしづらい。
最終追切:追切映像が見当たらない…。タイムを見る限り、悪くはないように思えるが、判断しづらい。

ソーヴァリアント

(ルメール、57kg)
前走:中山記念(中山1800 良)1人気9着
タイム:1.47.9(35.8)横山武、57kg
馬体重:518kg(+12kg)
内ラチから3頭目、5番手を追走(1000通過は59.9)。4角出口では8~9番手につけ直線で叩き合い。勝ち馬(ヒシイグアス)の上がり最速34.6に対し、この脚では置いて行かれる形となった。2か月半ぶりのレースで馬体重は前走差+12kgであったことも影響したか。2021チャレンジカップ(阪神2000)では先頭でゴール板を駆け抜け(2.01.0/33.9、508kg/55kg)、2022チャレンジカップも優勝(1.57.5/35.1、506kg/56kg)しており、鞍上はその2レースと一緒のルメール。3か月ぶりのレースとなるが上位人気が想定される。ただし、斤量は昨年より+1kgであり久々のレース、最終追切や当日馬体重・パドックでのデキは確認しておかないと、危険な人気馬となる可能性は捨てきれない。
最終追切:ハッキリ言うと良く見えない。が、悪いとも言い難い。調教で方向性を決めておきたかったが、最終判断は馬体重とパドックに委ねる。

ディアマンミノル

(藤岡康、57kg)
前走:メトロポリタンS(東京2400 稍重)11人気14着
タイム:2.29.3(34.3)幸、58kg
馬体重:474kg(-2kg)
インプイレスと同様、終始17番手追走で前に届くような脚も使えていない。斤量減はプラス材料と捉えたいが、買い要素は見いだせない。
最初追切:やはり買い要素は見いだせない。

ヒンドゥタイムズ

(団野、57kg)
前走:大阪杯(阪神2000 良)13人気16着
タイム:1.59.5(36.6)池添、58kg
馬体重:466kg(-2kg)
道中は7~8番手を追走(1000通過は58.9)、ジャックドールのペースで流れる展開。3~4角は外を回し11番手で直線へ。軒並み35秒より早い上りの中で伸びずにズルズル後退し最後着。
阪神2000の実績はあり重賞ウイナー、相手のレベルが落ちる上に1kg減は好材料。ハービンジャー産駒ゆえに衰えの可能性は捨てきれないが、推定8人気は舐められすぎ。馬場が渋るようであれば一考したい。
最終追切:手前替えしていないのは気になるが、その点以外は良好な雰囲気。天気を見ながらになるが、内枠を引き当てれば高配当の配達人になるかも?と期待が膨らむ。

フェーングロッテン

(松若、57kg)
前走:金鯱賞(中京2000 良)3人気2着
タイム:1.59.9(34.7)松若、57kg
馬体重:480kg(±0kg)
揃ったスタートであったが行き脚はよくそのまま先頭に立つ。1~2馬身リードのまま(1000通過60.9)3角へ。一度はアラタやヤマニンサルバムに詰め寄られるも、再度引き離す強さ。しかし、外からプログノーシスに差されて2番手でゴール板通過となった。
同距離重賞では好走を続け安定感は伺え、馬券内を期待したい1頭。
最終追切:引き続き好調キープの印象。枠順でてからの隊列予想に左右される側面は残すが、やはり期待したい1頭。

ボッケリーニ

(浜中、57kg)
前走:日経賞(中山2500 不良)5人気2着
タイム:2.38.1(37.0)浜中、58kg
馬体重:466kg(-2kg)
タイトルホルダーが順調に逃げる展開(1000通過68.8)を内ラチ沿い単独7番手追走、3角~4角で徐々に順位を上げ、4番手で直線へ。勝ち馬とは8馬身差と圧倒的ながら、後ろから迫ってきたライラック(上り2位、36.9)を振り切ったのは評価できる。ジャパンカップ・有馬記念とG1では大敗しているものの、その2走を除くとG2G3クラスで5連続で馬券内(1-3-1-0)と明らかに自力上位。1年半ぶりの2000と距離短縮をどう捉えるかにもよるが、2000重賞でも中京記念1着などの実績もある。現状5番人気は妙味が大きいと思われる。
最終追切:前週追切より良化が窺える好印象。馬券内を期待したい。

マイネルファンロン

(未定、57kg)
前走:日経賞(中山2500 不良)8人気8着
タイム:2.39.2(37.7)丹内、57kg
馬体重:492kg(+2kg)
10~11番手を追走、終始内ラチ沿いを走り直線へ。不良馬場の影響もあったかもしれないが、さしたる見せ場もなくレースであった。
近走は人気に見合った結果しか残せておらず、2022アメリカJC(1000通過61.2)では残り800から捲って上り35.1の脚で穴をあけた(11人気2着)が、以降は鳴りを潜めており、過度な期待はできない。
最終追切:状態は悪くないように思われるも、この馬としては…という枕詞がついてくる。展開次第では…に期待したいところだが、やはり過度な期待は危険な香りがする。

マリアエレーナ

(松山、55kg)
前走:大阪杯(阪神2000 良)6人気5着
タイム:1.57.9(35.0)浜中、56kg
馬体重:428kg(+4kg)
スタートは悪くなかったが、ノースブリッジに蓋されるような形となったことで道中は10番手を追走(1000通過は58.9)。内を回して9番手で直線へ、伸びは伺えるもののジャックドールの逃げ粘りに加え、2着は上がり最速(34.4)のスターズオンアースでは掲示板確保がやっと。
2か月振りの2走前(金鯱賞、中京2000良)では55kgの斤量優位性も8着。今回も牡馬の-2kgと斤量の恩恵は伺え、相手関係を加味しても上位人気は妥当。最終追切にて判断をしたい。
最終追切:欲を言えばもう少しゴール前手の伸びがあって欲しかったが、それでもデキ自体に問題はないと判断。馬券内には入れておきたい。

モズベッロ

(幸、57kg)
前走:新潟大賞典(新潟2000 不良) 8人気4着
タイム:2.05.6(37.6 )角田大、57.5kg
馬体重:492kg(-6kg)
セイウンハーデスが逃げる8番手を内ラチ沿い追走(カラテを見ながらの競馬)、直線でも勝ち馬と同じコースを走るも離されていく一方であった。4着も勝ち馬とは1.4秒差の大敗。
2021宝塚記念(阪神2200 稍重)では3着(2.15.3/37.6)、2022大阪杯(阪神2000 重)では2着(2.02.3/36.8)と阪神G1では好成績を残している。2023大阪杯(阪神2000 良)では12着(1.58.2/34.9)と大敗しているが、今週は雨続きであり当日の馬場状態も怪しい。渋るようであれば穴で一考したい。
最終追切:反応はイマイチの様相。強めに追ってラスト12.7からも重い印象を拭えず、掲示板までか…。

ワンダフルタウン

(和田、57kg)
前走:大阪杯(阪神2000 良)14人気15着
タイム:1.59.8(35.4)和田、58kg
馬体重:472kg(-2kg)
スタート直後に両隣の馬と接触(?)し、1頭前とも3馬身遅れての追走を余儀なくされる。4角を大外回しで直線に入るも前にいる強い馬達に届くことはなかった。その前の金鯱賞ではマリアエレーナを見ながら内ラチ沿いの競馬で7番手追走、直線では伸びる様相を見せるも前のマリアエレーナが外に膨らんだことで詰まって外へ出さざるを得ず(伸びあがるような反応)、そこから巻き返しはできなかった。
最終追切:調教からの加点要素はない。仕上がりが良く、不利を受けなければあるいは?という思いはあったが、残念ながら…











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