私の起業理由

 おはようございます、KOUです。現在進行中の物件について、本格的な交渉は今週中(今日から)を見込んでいます。それとは別に、今勤めている会社の仕事が忙しいというか……実は今月末に、正社員になるための試験が予定されており、そのための勉強中でもあるのです(笑)

 まあ、ここでこっそり構想(進行)中の事業が軌道に乗ったら会社は辞めることになりますが、とりあえずできるだけ収入を確保するに越したことはないし、正社員になることを妻が望んでいるので、いったんそうします。

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 私が起業する目的は大きく二つあります。術家が芸術に打ち込める環境をつくることと、妻を働かせるためです。

 妻は三年前に、うつ病を患って、当時勤めていた会社を辞めました。以来、ほとんど毎日家に籠っています。休みの日に買い物や散歩に連れ出しても、一キロも歩かないうちに目眩がするといって帰ったり……夜は夜で、一人でトイレにいけないほどフラフラして、お漏らしをしてしまうこともあります。腰痛や足の冷えもひどいので、仕事に行く前や後に、マッサージをして、湿布を貼って……と、まさに半介護状態です(苦笑)

 幸い、障害者年金の支給がようやくはじまったので、生活費のほうはギリギリなんとかなっていますが、仕事をしていない&子供もいない妻には、所謂「生き甲斐」というものがなく、そのうちペット(ウサギ)を飼うつもりではいますが、「少しでも人の為になることをしたい」という妻自身の社会的欲求が満たされない限り、根本的な精神回復は見込めないだろうと思っています。

 とはいえ、障害者枠の求人にしても、精神関係の仕事になると尚更求人はありません。だったら自分が社長になって、妻がやれそうな仕事を妻がやりたい時にやれる、妻専用の自由すぎる労働環境をつくろう!と思い至り……まあ、芸術家にしたって、一般的には精神病みたいなものなので、彼らの生活も合わせて保証する仕組みをつくりたい!と……要はこの二つの動機がちょうど上手く合致したとも言えるでしょう。

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(写真上:極道龍さん)


 ざっとですが、今後考えている予定は……もし、現在交渉中の物件を購入できたら、法人として正式に起業する予定です。いや、購入できなくても、折をみて法人化します。法人化しないと、通常の資金調達がままならないからです。

 通常の資金調達は、地元の青梅信金か、国が支援しているとある金融機関を考えています。ニッチな資金調達先として、クラウドファンデングや、noteでの呼びかけも合わせて行うつもりです。

 その二択で対応できない場合は、個人的な知り合い、もしくは著名人的な人へ直接資金援助を申し込むつもりですが、これは一番アウトサイダーなやり方なので、そう何度もできないし、できればしたくないというのが本音です。

 物件を購入したら、「50万で購入した東京の空き家をDIY素人が改修!」的なタイトルで、物件を購入した経緯や、改修の様子をYouTubeで撮ります。採算を見越しての動画なので、動画の編集はセミプロ以上の編集者にお金を払って依頼するつもりです。下記のような動画をイメージしています。


 動画作成と合わせて、家のインフラ(電気ガス水道)を整え、二階の一室に住む入居者(芸術家)を募集します。ネットでの募集が上手くいかなかったら、演劇やミュージシャン志望者が多い高円寺や下北沢、もしくは芸大や美大近くのワンルームに、「芸術家募集」のチラシをポスティングします。

 家賃は二階の一室で5千円(光熱費は別)、さらにアトリエにする予定の一階を使い放題にするかわりに、作品の著作権は譲渡してもらいます。作品の売り込みやプロデュース業も、採算の取れる事業として展開していくつもりです。

 二階のもう一室は、一泊500円(夏冬は冷暖房費を別途設定200円位上乗せ)「ワンコインゲストハウス(お試し移住用)」とします。安価で長期滞在しやすくなれば、青梅に移住したいと思うゲストも増えるでしょう。


 私が青梅にこだわる理由の一つに、古民家や築100年以上の重要文化財的な面白い物件が多いことがあります。

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 また、家賃が安く、都心に近いわりに、自然も豊かだし……何より妻が終の棲家と決めたこの青梅の地こそ、私が温め続けてきた理想郷を描くのにピッタリな気がしています。

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