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「存在=アウトサイダーアート」となり得る人たちのために。

 こんばんは、「アート工房KOU」代表のコウです。といっても、あれこれ迷走しながら、まだ駆け出しにも至っていない会社ですが(苦笑)、一応その都度の進捗状況を皆様にご報告していこうと思います。

 さっそくの今日は、奥多摩に二軒の空き家をもつオーナー様と直接会ってお話してきましたが、結論からいうと、予想に反してほとんど話が進みませんでした……(笑)

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 まず、家を残してくれたご遺族への思いがあるので、現時点での売却はやっぱり考えられない(二軒とも)とのこと。賃貸についても、家賃は五千円でも一万でも良いという感じでしたが、私に直接ではなく、見ず知らずの人に貸すこと(又貸し)にご抵抗があるようでした。

 何より気にされていたのが、又貸しするつもりのその入居者が、村の人たちと人間関係をちゃんと築けるか?ということ。

 東京とはいえ、田舎の小さい集落なので、道の清掃やゴミ集積所の管理などが当番制で回ってくるし、行事的なこともあるらしいので、人間関係をおろそかにすると村八分になる……また、そういう人に部屋を貸したとなると、オーナーである自分自身もその土地の人たちとギクシャクしてしまうので、何より入居者の人間性を重視しているようでした。

 そう、「どんな人に貸すつもりなの?」と聞かれた私は、「下記のような人たち」とは、とてもいえませんでした……。


▼下記のような人たち▼

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 ……とはいえ、そのまま空き家を放置してもただ朽ちていくだけなので、できれば何とかしたいとのお気持ちも一方であり……とりあえず、ご家族をはじめ、空き家がある村の人たちとも相談しながら慎重に検討したいと言われ、今日のところはお開きとなりました。

 というより、私のビジネスの目的は、下記のような人たちが下記のように純粋で在り続けること……「存在=アウトサイダーアート」となり得る人たちの更なるご健勝とご活躍を願い、そのために尽力を注ぐことなので、空き家交渉をビジネスの柱にするのではなく、彼らの存在や作品をこうして宣伝したりコラボさせたりするだけで十分というか……彼らのために事を進めていく中において、何かのビジネスに繋がる状況をつくるという順序のほうがしっくりくるだろうと思いはじめた次第です。




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