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かんそうやさんに同人誌の解説を依頼したよレポ①

わたしにしては珍しくド直球タイトルを付けてみました。
というわけで特に前置きらしいものも思い浮かばないので、さっくり本題へ入ります。
あ、レポと銘打っていますが自分用の整理という面を多大に含んでおります。ご承知おきください。
ちなみにレポ②もあります。②は解説の内容に絞ったレポで、解説を一部読むこともできます。よろしくね。

かんそうやさんとは

かんそうやさん
 Twitter:@kansouya3
 ココナラ:https://profile.coconala.com/users/142620
 pixivFANBOX:https://kansouya3.fanbox.cc/

かんそうやさんとは……って今さら私が説明する必要あります? という感じなんですが。創作界隈ではもはやおなじみ、創作物の感想を書いてくださる方ですね。ただ感想を書くというより分析してアドバイスをくださる方という評判もよくお見かけします。

きっかけ

そう、かんそうやさんは感想を書く方です。が今回は「解説」をお願いしたレポです。なぜ解説なのか?
当然、解説付きの同人誌がどうしても作りたかったからです! それに尽きます! 尽きるんですが、ではなぜお願いしたのが「かんそうやさん」なのか? という話になりますね。
かんそうやさんの評判をかねがねお聞きしていて、物語を分析する方であれば解説もお書きになれるのではないかと思ったのがひとつ。もうひとつは、このツイートを見たから。

https://twitter.com/kansouya3/status/1256135681920753665?s=20
“かんそうやに「小説とか漫画の巻末にある解説を書いてほしい人がいるかもしれない」とお言葉をいただきました。
どういったものが解説らしいものか改めて調べてみますが、ずっと萌え語りしてもいいのであれば書けそうな気がします。分析か萌え語りか……。需要あるのか?”

(なぜかツイートが埋め込めなかったので引用で……)
こちらのほうが理由としては強いです。これを見て、「おっこれはいけるんやないか?」と思ったので相談をしてみることにしたのでした。
あと「かんそうやさんってどんな感じなんだろう、お世話になってみたい!」という単純な興味もありました。

依頼内容

というわけで、相談です。
まずココナラの「見積もり/仕事の相談をする」より必要事項を記入して連絡をしました。こんな感じ。

かんそうやさんレポ1

ココナラで要項のテンプレが用意されているので概ねそれに沿うかたちで文章を作成しました。これはやりやすくて良かったです。
で、見積もりが返ってきます。金額を確認のうえでこれを購入すると、トークルームなるものが開設されました。ここでやりとりを重ねていきます。
ちなみになのですが……。かんそうやさんは、解説文のサービスはこの記事を書いた時点では商品化しておられませんが、準備中ではあるというお話を聞きました。つまり公開の暁には世の中に解説付きの本がいっぱい出る可能性が……? 最高!

やりとり

以下実際のやりとりのスクショなど交えていきますが、かんそうやさんには掲載許可をいただいております。
こちらからはまず本文とカバーのデータを送りました(カバーはなにかの役に立てばということで付けました)。お返事で、着手タイミングなどの案内がありました。本文を読了後に方針をすり合わせるためのご連絡をくださるとのことで、それを待ちます。
そしていただいたお返事がこちら。

かんそうやさんレポ4

文句のつけようのない構成をご提案いただいたうえに今後の流れも書かれていて、信頼できるなあと思いました。

かんそうやさんレポ5

わたしの返事はこんな感じです。この方は伝わるし応えてくださる方だろう、と思ったので、「こんなふうにしてほしい」という要望を改めてお伝えすることにしました。
後日、初稿のテキストデータが上がってきます。これをこちらで赤入れさせていただきました。ちゃっかり更なる要望も出しつつ、改行や見出しなどは流し込み時にこちらで体裁を調整させていただくことを併せてお伝えすることにしました。
これをお返しして、数日後に二稿が来ました。これも赤入れをします。
が、わたしが初稿の赤入れで見落としていたこともいくつか見つかりました。これはこちらの落ち度……と思いながら、念のために伝えます。また、リテイクの可能回数を確かめていなかったのでこれもお尋ねしました。
今回はもう一度リテイクしていただけるとのこと。(基本はリテイク一回までとおっしゃっていました。ケースや内容によると思います)
というわけで、三稿(最終稿)を受け取りました。
直すところはなかったのですが、こちらで改行などに手を加えるとお伝えした手前、流し込んで整えたものを確認してもらうことにしました。ここまでお付き合いくださるの感謝しかない……。わがままな取引相手だったと思います。本当にありがとうございます。
というわけで、確認をしていただいて終了です。

感想など

さて、いただいた解説の感想と考えたことです。ざっくりまとめると、
・とにかく嬉しくて楽しい
・誰に、何を書いてもらいたいと考えるかも重要
……という感じです。ひとつずつ詳細を書きます。

・とにかく嬉しくて楽しい
言葉のとおりです。かんそうやさんに依頼したすべての方が感じたと思うんですが(軽率に主語をでかくする)、めちゃくちゃ嬉しかったです。
今回いただいた解説は、まず個別の作品に対してかんそうやさんがお感じになったことから書かれています。これは感想を依頼した方と似たようなものなのではないかと思っています。好きなところ、印象的なところ、こころ揺さぶられたところ。それらをときにパッション全開にしながら語られては、そりゃ嬉しいも極まるというものです。
かんそうやさんに依頼した方々が軒並みメロメロにされているのがよく理解できました。これはくすぐられる。こんなことを読み取って、考えてくれたんだ! と実感するのは非常に嬉しいものでした。

誰に、何を書いてもらいたいと考えるかも重要
そういうわけで満足しています。
が、それは結果に過ぎない話でもあります。今回の依頼を踏まえた次回への申し送りとしては、同人誌の解説を発注する編集者は「どんな解説を求めるか」「そのためには誰に依頼すべきなのか」という視点を持つほうがいいなと思いました。
今回のわたしは、きっかけの段で書いた通り、「解説付きの同人誌が作りたかった」「かんそうやさんは物語を分析する方だから解説も書けると思った」「かんそうやさんってどんな感じなのか単純に興味があった」などの理由からかんそうやさんに依頼しています。
つまりものすごく乱暴な言い方をするなら、「かんそうやさんが解説を書いてくれるならそれだけで満足できる」という面もあったということです。(実際にはそんなナメた期待を大きく上回るものを頂戴していて、なんというかごめんなさい……という感じなのですが)
内容も、感想をベースにした作品と作者の分析という感じになるのかな? となんとなく予想していましたので、意図したとおりのものをいただけたと思っています。でもこれはあとでよく考えたらそうだったというだけで、依頼した時点では意識化していませんでした。
でも今回の満足度を考えるにはここの視点が一番大事で、ここがなくてはミスマッチが起こり得ると思います。次回はこの視点を意識したうえでどなたにお願いするかを考えるようにしなくてはと思いました。
かんそうやさんに限らずですが、解説を発注する方は、その点を考えるときっと満足いくものが仕上がるのではないかな、と思っております。
ここまで書いといてアレですけどなんか当たり前のことしか書いてない気もしてきたな? いいんですわたしによるわたしのためのレポだから。

まとめと宣伝

というか宣伝です。
ここまで読んでくださった方はきっと、かんそうやさんが書いてくださった解説がどんなものか気になっているでしょう? 気になってますよね! ならば読みましょう。こちらで頒布してます。

短編集「アリエッタ」
BOOTH:https://kouama.booth.pm/items/2358183

いやほんとに良い解説書いてもらってますし……あとワンコイン短編集でお手に取りやすい&読みやすい! よろしくお願いします! 感想もお待ちしております!
ということで、長々書きましたがこんなところで締めます。最後にレポ②(くどいようですが、実際の解説が読める!)のリンクともう一度かんそうやさんの情報を載せますね。
またちらりと前述しましたが、かんそうやさんは解説も依頼を受ける準備をなさっているということでした。すり合わせが丁寧でとても良かったので、公開されたらぜひみなさまご利用ください。そして解説付きの本をじゃんじゃん世の中に出してください。(このレポにわざわざ詳細なやりとりを載せているのは、解説付きの本を作りたいひとの背中をただただ押したいからです……!)
同人誌、ぜひにつけよう解説文(標語)。
かんそうやさん、このたびはありがとうございました!

かんそうやさん
 Twitter:@kansouya3
 ココナラ:https://profile.coconala.com/users/142620
 pixivFANBOX:https://kansouya3.fanbox.cc/

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