見出し画像

コミティア134の記録

2020年11月23日開催、コミティア134に参加しました。の自分用メモです。

とりあえずtwitterに流してたおしながき+概要のリンクを。

おしながき、前回よりグレードアップしたなと思います。頒布物の数が増えた(委託含む)というのもあるんですが、クリスタと多少仲良くなって思うようなデザインの工夫ができるようになったのもある。
ただおしながき、印刷したときは文字大きいなと思ったんですが、会場を歩いていると全然そんなことなかった。最低このくらいはないと歩いているひとには全然見えない。細かい情報の書かれたおしながきはよく見かけますが、相当近寄らないと見えないし、それってひとつハードルのある行為だよなと思います。おしながきは目を留めてもらうためのものとして作るのか、それとも詳細を知ってもらうためのものとして作るのか、迷うなあ……というのが次回へ向けて思うことでした。
会場に置いていたおしながきはQRコードをつけて上記のtwitterへリンクを貼っていたんですが、そのことを伝えられておらず意味が薄かったのも反省点。

画像1

設営写真です。今回導入のダンダン段ボールが輝いていますね。自力で組み立てられなかったけど。
今回は8月に出した新刊で、リアルイベント初頒布となる『アリエッタ』を引っ提げていきました。既刊も『七番目の星のよるべ』がめでたく第二版になりました。
(印刷所からぜんぜん連絡がなくて、ほんとに刷り上がっているのか……? とめちゃくちゃソワソワしてたんですがちゃんと出来てました。フォロワーさんにご心配をかけたり良かったねと言われたりした。お騒がせしました……)
委託で綿津見さん主催のアンソロジー『アンソロジー光』頒布、ならびに『#web夏企画 あの夏を幻視する』のフライヤー配布もしました。綿津見さんには売り子もしていただきました。毎度朝から晩までお世話になっています。イベントのたびに何か起こすことに定評がある(※今回も抜かりなく起こした)わたしにお付き合いくださるとてもありがたいお方です。
というわけでスペースに頒布物がたくさんあっていいですね。
わたしが綿津見さんのところで何度も売り子をさせていただいているのもあり、うちの設営は綿津見さんの設営の影響をとても受けているんですが、パクリではなく公認ないしは監修です。「いいですよ」って言ってくれたもん。
あとどんぶり勘定(物理)も注目してほしい。「どんぶり勘定では?」と言ってくれたえこさんは天才です。写真には写ってないけど感染対策用なのでちゃんとふたつあります。(お金をもらう用と渡す用で分けてました)(ちなみにどんぶり勘定は思いのほか便利でした。お金をどんぶりに触らず出してもらえる&雑に出してもこぼれない! 預かったお金は触らずどんぶりからジャラッと袋に移せる! 使い捨てだから持ち帰らずに済む!)
どんぶりを見にスペースに寄ってくださった漣猗さんにも感謝。

今回のできごとや所感メモ
・以前イベントに出たとき「短編とか、お試しみたいな気軽な本がほしい」と言われたことをきっかけに『アリエッタ』を作ったので、念願のイベント頒布が出来てとても嬉しかった。やっぱり新刊はイベント会場で机に並べてこそだなあ。開場やティアズマガジン完売の拍手もとてもあたたかく、感慨深かった……。
・「全部ください」と言ってくださる神さまに遭遇する。なんなら神さまおふたりいた……?(イベントドラッグがキマりきっていたために記憶が非常に怪しい)
・綿津見さんのRTを見て来ましたという方が本を買ってくださる。宣伝苦手なのと、自力ではどうにもできない部分もあるので、宣伝してくださる方々たいへんありがたいな……としみじみ実感した。
・お留守番していただいている間に、一度見て離れた方が戻ってきてお買い物してくれたことがあったらしい。うれしい。伝えてくれる綿津見さんのやさしさもうれしい。
・手に取ってみてくれる方はけっこういた印象なので、ある程度目は引けたのかな? と思う。三冊比べたあとに、おすすめどれですかと訊いてもらったのは嬉しかった。じっくり選んでもらえるありがたさ。
・漣猗さんのスペースに長期滞在して(この時勢なのにすみませんでした……)絵ができる過程を眺めまくる。めちゃくちゃ楽しかった。バーチャルこうあま(こちらの絵を参照)のコスプレをしていったのでそれをお伝えできたのも楽しかった。
・コロナ禍での開催で入場制限もあったようですが、会場を歩いた限りではいっぱいひといるやんという印象。
でもスペースに座っていると「ちょっと静かかな……」という感じもしました。文芸島まであんまりひとが来なかったかな。今回は前日が文フリだったからか文芸島自体がかなり狭かったように思います。でも素敵なご本との出会いはあった!
スペース周りはかなりゆとりがあって過ごしやすかったです。
・感染対策はまちまち。おとなりさんはアクリルのパーテーションを設置しておられました。フェイスシールドも着用している方がちらほらいた。うちはどんぶり勘定、机上は見本誌のみにする、ひとが来る都度手指消毒、くらいの対策でした。
サークルが責任を負うというよりは、サークル参加者も一般参加者も、自分で納得できるところまで対策しておく、ということが現実的かなと思いました。わたしは自分がお買い物に行くときもアルコールスプレーを持っていきました。
・売り上げはこれまでと比べるとやはりちょっと控えめかな、と思いつつ、じゅうぶん満足できるものでした(ていうか一冊売れたらもうゴールかなと思っている)。ゆったりとイベントの空気を吸えたのも良かった。
・久々にお会いした方たちと、またイベントで会おうね、と言い合えたことがたまらなく嬉しかった。

画像2

そして打ち上げです。お店に入ったとき体温計があったにも関わらず検温されなかったのは、このリストバンドをしていたからかもしれない。
売り上げで飲むお茶は美味いです。お酒じゃなくても美味いものは美味い。この写真だと何屋さんかわかりませんがしゃぶしゃぶ屋さんでした。たいへん美味しかった。
イベントで生き延びているねという話をしました。次はなにをしようかという話もいろいろと。あと(もはや小説が書きたいからというより)本を作りたいイベントに出たいがために小説書いてる……という話など。4時間くらいお店にいたのでめちゃくちゃいろんな話をした。
綿津見さんの「こういうことしたい」話はいつもワクワクして、活力を分けていただいているなあと思う。
あと来年短歌集を作りたいという話をしました。ガッツリめなのを作ろうと思っていたけれどささやかなのも良いなと迷い始めた話などを聞いていただいた。迷ってます。

画像3

戦利品といただいたものです。めんつゆの存在感よ。
今回はあまりたくさんお買い物して回れなかった(ゆっくり回りすぎた)のですが、ひとつでも良い出会いがあればまあそれで良いかという気持ちです。

次回の参加は未定なのですが、ああがんばって生きよう……創作しよう……という気持ちは充填できたように思います。
新しい頒布物がないとイベント申込できない病なんですがどうにかしたいですね。(頒布物を? 病気を?)いちばんどうにかしないといけないのは生活なんですけどそれは別問題です。
楽しい一日でした。ありがとうございました。本をお求めくださった方、どうか楽しんでいただけますように。

ところで今回のやらかし内容についてついぞ触れていませんでしたが、撤収作業中にまんまとスマホを紛失しました。ほんのわずかな時間で落として、我ながら毎度見事な手並みでやらかすなと思う。拾って届けてくださった優しい方、ほんとうにありがとうございました。

サポートをくださるとお茶代か書籍代になってこうあまが少し生きやすくなります。